記事中に林田がお勧めするアイテムやサービスの広告が含まれる場合があります

【BESSの家】サンルームをDIYした話。費用や作り方など

BESSの家

さてこの話。

昨年北側の外壁の部分に下屋を作った。結果的にとてもよい空間になった。

大物だった。

この下屋、とても大掛かりなDIYだったのでしばらく何も作りたくなくなってたんだよね。

あれから約1年が過ぎようとしていてそろそろなにか作るかということで、今回サンルームを作りました。

いやー今回も大変だった。では行ってみよう。

スポンサーリンク
  1. サンルームって何?
  2. サンルームDIY:なぜサンルームを作りたいの?
    1. ウッドデッキを腐らせたくない
    2. ウッドデッキを有効に活用したい
    3. 半屋外でやりたい作業がある
    4. 半屋外に置いておきたいものがある
    5. ちょっとした来客とちょっとした時間過ごせる空間が欲しい
    6. 居場所を増やしたい
  3. サンルームDIY:サンルームをどこに作るの?
  4. サンルームDIY:どうやって作るの?
    1. 現在の居室の採光・風通しが著しく阻害されないこと
    2. 雨風の侵入を防げること
    3. 開口部を大きく取れること
    4. 大開口部とは別に風通し用の開口部があること
    5. 現在の生活導線の利便性を損なわないこと
    6. 半屋外ストッカー的な利用ができること
    7. コストを抑えられること
  5. サンルームDIY:設計
  6. サンルームDIY:完成
    1. もとの状態は?
  7. サンルームDIY:今回のサンルームDIYのポイント
    1. 床を張る
    2. ガラスではなくアクリルを使う
    3. 資材は全てコメリで買う
    4. サンルームの一部をトタンで覆う
    5. デッキの柱間を可動式の引き戸で大開口にする
    6. 可動の引き戸の高さを2130mmにする
    7. 引き戸の上は滑り出し窓にする
    8. 北側に出入り口を作る
    9. 150mmのコーススレッドを活用する
  8. サンルームDIY:後悔しているポイント
    1. 木材に色を塗ればよかった
    2. 防水用のテープの選択を間違った。
    3. 先に軒を延長しておけばよかった。
  9. サンルームDIY:制作日数
    1. 計画:約半年
    2. 資材の買い出し:約1日
    3. 制作:期間約3週間 実稼働約6日間
  10. サンルームDIY:かかった費用総額
    1. 木材:約5万円
    2. 床用OSB合板:約2万円
    3. アクリル板:7万円
    4. トタン波板:1.2万円
    5. その他:約2万円
    6. 総額:約18万円くらい
    7. 今回購入していないけど絶対に必要な物は?
  11. サンルームDIY:自分で作ったサンルーム、どうなの?
    1. 暖かいの?
    2. 雨水の侵入は?
    3. 風の侵入は?
    4. 使い勝手は?
  12. サンルームDIY:まとめ

サンルームって何?

こんな感じの。

ちょい違うかな?

こんな感じか。

同じか。

室内と屋外の中間みたいな空間だね。

目的としては様々。植物の温室にしたり、ランドリースペースにしたり。

サンルームDIY:なぜサンルームを作りたいの?

サンルームほしいなって思ってた理由はいろいろあったんだよね。

  • ウッドデッキを腐らせたくない
  • ウッドデッキを有効に活用したい
  • 半屋外でやりたい作業がある
  • 半屋外に置いておきたい物がある
  • ちょっとした来客がちょっとした時間過ごせる空間が欲しい
  • 居場所を増やしたい

どういうことか見ていこう。

ウッドデッキを腐らせたくない

ウッドデッキは油断してたらすぐに腐る。腐ってくる。

うちは年一で塗装をしているんだけどそれでも傷んできている。

ウッドデッキの塗装のお話。

いずれは腐ってしまうこのウッドデッキ、できるだけ長持ちさせたいしどうせいつか腐ってしまうならもっと有効に活用したい。

ウッドデッキを有効に活用したい

ちょい前にこういう記事を書いてました。

ウッドデッキに後悔している話。

まあ、タイトル少し盛ってるっちゃ盛ってるんだけど。

ウッドデッキに後悔しているというか、ウッドデッキがウッドデッキのままだと使い道がかなり限定されるんだよね。

あったらあったで便利なことは確かにあるんだけど、それが必ずしもウッドデッキである必要は無いという。

でもBESSの家はウッドデッキが標準で付いてくる(家が多い)。うちもそうだった。

せっかくウッドデッキがあるのでもっと有効に活用したいと思ってた。

半屋外でやりたい作業がある

屋内だとホコリや匂いや音が気になってやりたくないけど、屋外だと寒かったり風が気になったりでやりたくない作業たち。具体的に言うと

  • 靴のメンテナンス
  • 外道具のメンテナンス(斧や鎌、チェンソーや刈払機など)
  • バイクのメンテナンス
  • 子供のごちゃごちゃ遊び(紙粘土遊び、粘土から恐竜を発掘するなんかおもちゃ、その他散らかり系の工作などなど)
  • 匂いや煙がする調理

あたりですかね。

こういったことを行うのに良い半屋外があったらいいなと。

半屋外に置いておきたいものがある

屋内に置いておくほどでも無いけど、ただの屋外に放置しておくのもな〜というものたち。

具体的に言うと

  • 実家からもらってきたみかん
  • 義実家やお隣さんから頂くお野菜たち
  • 子供らの庭遊び用の道具(泥遊びアイテム、ボール、バトミントンセットなど)
  • ちょっとした外作業時に羽織るアウター
  • ストーブの焚付
  • 外用ゴミ箱

などなど。

これら、ウッドデッキだと基本的にただの外なので横殴りの雨が降る日とかは屋内に避難をさせたりなんだかんだ面倒なんだよね。

ちょっとした来客とちょっとした時間過ごせる空間が欲しい

これが今回の一番の目的かもしれない。

うち、玄関を開けたらすぐにリビングでダイニングでキッチン。

カントリーログハウスのカラマスというモデル。

玄関開けたらからキッチンまで見通せる。

それ自体は特に良いことでも悪いことでも無いんだけど。

だいたいこんな間取り。

また、うちには応接スペース的な空間が無い。一般的な家は多分どこもそうだと思う。

なのでお客さん(友達とか、近所の先輩とか)が来たときにちょっと話をしてコーヒーでもしばける空間が欲しかったんだよね。

無意識に求めていたのは、実家の縁側みたいな空間かもしれない。

ばあちゃんが元気だった頃は縁側にばあちゃんの友達や親戚たちが集まってきて雑談している光景をよくみかけた。

そういう場所のイメージかな〜。なので応接というよりも縁側的な感じかな。

居場所を増やしたい

俺は飽き性だし落ち着きがないので、いろんなところにいろんな居場所があればあるほど嬉しい。

子供や妻にもいろんな居場所を提案したい。

その中から好きな場所を選んで自分の時間を過ごして欲しい。

晴れて天気の良い日はできるだけ外に近いところで過ごしてほしいし、雨の日は雨音を聞きながら本を読んで欲しい。

一人になりたいときは居室以外にも家族と適度に距離を保てるところに居場所があったほうが良いし、おもちゃで遊ぶにもいろいろな場所を選べたほうが良い。

ということで快適に過ごせる場所を増やしたいってのも目的の一つですね。

サンルームDIY:サンルームをどこに作るの?

ウッドデッキです。

ウッドデッキ、せっかくしっかりと屋根が付いているのでこれを活用しない手はありません。

余談ですけど、屋外に小屋や何かを建てる際は結露にすごく悩まされる。

結露の水が天井から落ちてくること。

カーポートで結露した水が落ちてくる話

なのでせっかく大工さんがしっかりと作ってくれて、結露など一切しないこのデッキの上の屋根は有効活用されるべきなんだよね。

ということでウッドデッキにサンルームを作っていきます。

サンルームDIY:どうやって作るの?

どういうサンルームを作るかを決めるには、どういう条件をクリアしないといけないかを考える必要があります。

今回作るサンルームに求められる条件を挙げてみよう。

  • 現在の居室の採光・風通しが著しく阻害されないこと
  • 雨風の侵入を防げること
  • 開口部を大きく取れること
  • 大開口部とは別に風通し用の開口部があること
  • 現在生活導線の利便性を損なわないこと
  • 屋外ストッカー的な利用ができること
  • コストを抑えられること

いやーそうなんですよね。

今回のサンルームを作るにあたっては制約が多くて。

制約が多いのでどう作るか考えるのが難しくてなかなか制作に入れませんでした。

条件についてどういうことか見ていこう。面白いよ。

現在の居室の採光・風通しが著しく阻害されないこと

これだね。

当たり前なんだけどこのデッキ部分をサンルームにしたらデッキにつながる窓からの採光と風通しに影響がでるよね。

影響が出るのは多少仕方がないとしても、採光と風通しをいずれもできるだけ阻害しないようにしたい。

BESSさんいつも画像借りちゃってすみません。しっかり紹介しますので。

うちはこのデッキが東を向いているので、朝はしっかり明るいんだよね。

この状況は犠牲にしたくない。

あとは夏に北から抜ける風も気持ちが良いのでそれも台無しにしたくない。

ということで、基本的に全面透明、大開口の窓、北側の通風を取り入れる必要があります。

雨風の侵入を防げること

上で挙げたことと一部相反するんだけれども。

当然だけど雨風はしのげたい。

なので結果的にめちゃ明るい縁側を作りたいんだよね。俺は。

大開口を設けて雨風を凌ぐってどうやるんだろう。サッシ的なものを作るってこと?

開口部を大きく取れること

これは通風の話とは別の考え方で、用途や導線への考慮です。

特に夏。夏はデッキと外のつながりがとても重要になる。夏のデッキは屋外の日陰として活用されるので。

なので、外とデッキ(今後サンルーム)を簡単に行ったり来たりできるようにしないといけない。

いやこれ本当にできるんですかね?

大開口部とは別に風通し用の開口部があること

これは優先度としてはそれほど高くないんだけれども。

やっぱりサンルームを作ることによる冬の過ごしやすさへの期待と同じくらい夏の暑さへの心配があるんだよね。

ということで、風通し用の開口部を作ります。

現在の生活導線の利便性を損なわないこと

これね。

当たり前だけど玄関ドアを出て外に行くのにも、庭で遊ぶのにも、裏に薪を取りに行くのにもデッキを通っていた。

この導線の使い勝手を犠牲にはしたくないので、当然だけど主な導線には出入り口を設ける必要があります。

半屋外ストッカー的な利用ができること

今回の制作において、地味に期待していることなんだよね。

なんだかんだこれまで作ってきたものって屋外なんだよね。

裏の車庫も北側の下屋も。

初期のDIY

なので、雨に濡らしたくないなというものなどは家の中か倉庫にしまっていたんだけど、実家からもらってきたみかんや野菜、子どもたちの外遊びの道具など。

このあたりをシュッと使えるところに置いておきたいなと思ってた。

ワンダーデバイスにはこういうスペースがあるんだよね。

BESS糸島さんところのワンダーデバイス。こないだはありがとうございました。

最近出た間貫けのハコにもこういうスペースがあるんだよね。

BESSさんの間貫けのハコ

さらに昔あったワンダーデバイスのドラゴンゲートというモデルにもこういうスペースがあった気がする。

こういう半屋外的なストッカーとして利用できるスペースはとても重要なんだよね。

こういうスペースが充実してると、戸建ての良さを存分に享受できる。

これまでに何度も言ってるけど俺は戸建てが良い、マンションが良いなどの話はしません。どちらにも良い点が有りそれは選ぶ人によって変わるので。

コストを抑えられること

まあ。ね。当然ですよ。

コストはできるだけ抑えられたい。

ということは、大開口部を設けたいと言いつつ、リクシルさんのオープンウィンなどの高額な建具は選択から外れていきます。

どうやって作る気なのかな?

サンルームDIY:設計

ということで設計図。

設計図を適当に書きがちな私ですが今回はさすがにある程度書きました。

いやこれ・・
これで作っていくの・・?

これ設計図って呼んでええんか?

こんな大掛かりなものを作ろうとしておいてこんな適当な設計図で良いのって思うけど、まあ大丈夫。

多分作れるから。

サンルームDIY:完成

作り途中の画像無いんかいって話なんですけれども。

今回は作り方というよりそれ以外の点に重点を置きたかったのでこういう構成にさせてもらってます。

ということでこんな感じで完成しました。細部の仕上がり甘いところあるんだけど。一旦落ち着いてます。

クリストファーくん何持ってるのかな?プリン?
パン?

できた。

簡単に「できた」とか言ってるけど地獄だった。

スライドドアのところに置いてるのは枕木。DIYでの枕木施工の仕方などはこの辺に。

もとの状態は?

作る前に撮ってた写真がこれ。

これはもうお外だね。

うん。

やっぱデッキよりサンルームのほうが良い。

サンルームDIY:今回のサンルームDIYのポイント

今回サンルームに求めた条件を満たすためのポイントがいくつかある。

うちのケースだけではなく他の方にも参考になることがあるかもしれないのでぜひ。

  • 床を張る
  • ガラスではなくアクリルを使う
  • 資材は全てコメリで買う
  • サンルームの一部をトタンで覆う
  • デッキの柱間を可動式の引き戸で大開口にする
  • 可動の引き戸の高さを2130mmにする
  • 引き戸の上は滑り出し窓にする
  • 北側に出入り口を作る
  • 150mmのコーススレッドを活用する

見ていこう〜。

床を張る

当たり前だけど床を張った。

ウッドデッキのままだと隙間があるのでそこに物が落ちる、そして何より下から空気がダイレクトに上がってくる。

これは嫌だったんだよね。

ということでOSB合板の床を張りました。

OSB合板。9mm。

断熱材を入れようかとも思ったんだけど土足で上がる空間だし、常に快適な居住性を求めないし良いかなと。

端の部分は引き戸が通る部分や水切りを作る部分を残しています。

ガラスではなくアクリルを使う

アクリル板を使いました。

アクリル板を使った理由はいくつかある。

  • 加工が容易
  • 購入、施工が容易
  • 強度が高い
  • コストが安い

などなど。

特に加工と施工が容易なこと。

ガラスだったら自分で買ってきてサイズ合わせて切って建具作ってってのがちょっと想像できない。

ということでアクリル板を使いました。

資材は全てコメリで買う

これ今回多分コメリじゃなかったらコスト1.5倍くらいになってたと思う。

コメリの通販サイトで自分の家から一番近いお店を登録しておくと、そのお店と近所のお店の在庫数も教えてくれる。

これを駆使して近所のアクリル板を買って回った。

そしてコメリはなにより安い。

ツーバイ材もOSB合板もとりあえずコメリで買っておけば間違い無い。最安。

ただ、コメリさんは月初だけ通常価格で販売していて月中〜下旬にかけて割引販売するので、大量購入する際は月末を狙いましょう。

ケチっぽいこと言ってるけど、1つ2つ買う分には数百円とかの差でも30とか50とか買うと結構な差になってくる。

ちなみにオンデュリン波板などのメーカーアイテムはどこのホームセンターで買っても同じだね。

サンルームの一部をトタンで覆う

これは半屋外のストッカー的に使えるエリアを作りたかったから。

あと南側をアクリルにすると日差しすごそうだったので南側をトタンで覆った。

デッキの柱間を可動式の引き戸で大開口にする

うちのデッキはこんな感じで柱が合計4本立ってるんだよね。

BESS多摩さんところのカントリーログハウス。緑かっこいいよな〜。

この4本の柱の真ん中の部分を開口部にすることにしました。

この部分。

目的は通風と天気の良い日の導線確保とかそんな感じ。雰囲気。

可動の引き戸の高さを2130mmにする

これね〜。最後まで迷ったんだよね。

コメリさんのアクリル板は高さが1830mm。

コメリさんこの度はありがとうございました。

このサイズで引き戸を作ってしまえば楽だったんだよね。

ただ引き戸の高さが1830ってのは結構低い。俺の身長は174cmだからもし1830でも普段の生活には支障は無いんだけど。

それでも1830は結構低さを感じるんだよね。

ということで作るのは少しめんどくさくなるけど30cm高くして2130で作ることにしました。

高いほうが開放感も出るしね。

引き戸の上は滑り出し窓にする

引き戸の上の部分ね。

あの部分は全部すべり出し窓にした。

すべり出し窓とはこういう窓です。

小屋とかについてる簡素な窓だね。

北側に出入り口を作る

北側は家の裏に薪を取りに行ったり、雨の日に濡れずに車庫まで行ったりなどする必要があるので出入り口を作る必要があります。

ここまだ改善の余地あるんだよな〜。

なのでメインのドアとこの北側のドアと2つある。

150mmのコーススレッドを活用する

今回このコーススレッドがなければ多分作れてない。

コメリさんとこのツーバイ。安い。

コメリさんのツーバイ安いね。もう少しでウッドショック前の価格に戻りそう。

いや円安だししばらく難しいか。そもそもコメリさんのツーバイの価格そのままで良いから給料や収入増えて欲しい。今この話いらんか。

さてこのツーバイ材、サイズ見て欲しいんだけど38mmと89mm。

今回はこのツーバイを横に向けて柱に打ち付ける必要があったんだよね。

引き戸のレールにしたかったから。レールっていうのかな。何て言うのかな?

こんな感じ

今回制作途中の画像少ないんだよね。それほど地獄だったということ。

あの写真のような感じでツーバイ材を横向きに取り付けたい。

そうなってくると、ホームセンターで安く箱売りされてるコーススレッドの最大サイズの90mmだと短すぎる。

箱売りじゃなくても最大は120mmだった。120mmだと柱に30mm程度しか打ち込まれないので少し強度に不安が残る。

ということでアマゾンさんで150mmのコーススレッドをゲットしておきました。

このサイズはどうしてもちょい割高になるね。大量に使うわけでは無いので問題なし。

必ず下穴を開ける。

90mmのコーススレッドもそうだけど、150mmのコーススレッドなどの長く太いビスを使うときには必ず下穴を開ける。

理由は、ツーバイの割れを防ぐため、打ち付ける側のトラブル(裂けなど)を避けるためなどが挙げられる。このあたり本職の人からきちんと習ってみたいな〜。

この下穴を開ける作業、舐めてたら本当に完成しないので必ずやらないといけない。

充電式のインパクトドライバでは非力

150mmのコーススレッドを打ち込む作業、下穴を開けていても工具にかなりの負担を強いる。

強いトルクが求められる。

俺が使ってるインパクト、20Vの謎メーカー制なんだけど1万円そこらのやつじゃ全然刃が立たない。トルクが足りなさ過ぎる。

100Vのコード付きのこういうドリル

を使ってください。

もしくはプロ用のインパクトドライバーなどでもよいのかもしれない。

サンルームDIY:後悔しているポイント

今回全体的な満足度としては85点くらい。

やっぱり「こうしておけばよかった〜」

  • 色を塗ればよかった
  • 防水用のテープの選択を間違った
  • 先に軒を延長すればよかった

すごい後悔しているかというとそうでもないんだけれども。見ていこう〜。

木材に色を塗ればよかった

骨組みのツーバイ材、アクリルの内側なので雨に塗れることは無いので無塗装なんだよね。

でも見た目を考えて塗っておけばよかったな〜って思ってる。

チグハグ感

やがて白木が日焼けして茶色になるんだけど、それでも家全体のこげ茶色にはならないよね。

これはいつかどこかで塗装することになると思います。

でもそのときはアクリルを全部外す必要があるんだよな〜。2日仕事になっちゃう。

色塗るか迷い中。

防水用のテープの選択を間違った。

悪かった結果の報告なので具体的な商品名は避けるけど、ビニールハウスなどの補修にも使えるとの歌良い文句で屋外用として売ってた透明なテープ。

粘着力と透明度、施工してすぐは気にならなかったんだけど1週間もすると白く曇ってきた。そして端っこから剥がれ始めてる部分もある。少し残念だったな。

先に軒を延長しておけばよかった。

全面をアクリルで覆ってしまったことで、軒を掛ける露出した木部がほとんどなくなってしまったんだよね。

近い将来、今回作ったサンルームの先をウッドデッキにしたいなと思っているので屋根は必須。

露出した木部が少ないので、延長する軒をどうやって母屋と接続しようか難しくなってしまった。

サンルームDIY:制作日数

制作にどれくらいかかったかのお話です。

計画:約半年

どのようなものを作るかの検討や現場採寸、設計、必要資材の洗い出し、コストの洗い出しなど。

以前の下屋を作った時もそうだけど、こういう大物を作るときには計画して一度寝かせてもっかい計画を見直して、寝かせてを繰り返したほうが良い。

一度の思いついた方法で進めてしまうと失敗につながることが多いので。

作った計画を何度も見直してみて、酒飲みながら、風呂入りながら、寝る前目を閉じてから、何度も何度も考えてみて、何度も計画を作り直して、ピンタレストで似たようなものを参考にして、じっくり時間をかけてから制作に取り掛かる。

計画してるときって楽しいしね。

今回は夏の終わり頃から考え始めたので半年とちょっとって感じだね。

最初は北側の軒下も全部覆ってやろうかって思ってた。

うちの北側の軒下。

北側まで覆ってしまうとさすがにわけわからなくなるのでやめてデッキだけにした。

資材の買い出し:約1日

作ってる途中にちょくちょく必要なものを買い足したりはしてたんだけど、作り始める前の買い出しでは、

  • 骨組みとなる木材などの買い出し
  • 床材、トタン、アクリル板などの買い出し

に分けて進めた。

木材はツーバイ材の12ftをコメリさんで30本仕入れてきた。結果的に足りなかったので何度か買い足した。

12ftは3600mm以上あるのでコメリさんで軽トラを借ります。

コメリさんの軽トラ、幌が付いてるので12ftのツーバイが一度に最大で15本くらいしか乗らないんだよね。(多分店舗によります。)

この木材の買い出しに半日。

床材、トタン、アクリル板はエブリイに乗せることができるので天気の良い土曜の午前中に近所のコメリをはしごして買い集めた。これに半日。

合計1日くらい。

制作:期間約3週間 実稼働約6日間

しかし地獄だった。何度も言うけど。

床をまず張ったんだけど手順的にこれは失敗だった。

床はOSB合板なので雨に濡らしたくないんだけど当然施工中の3週間の間には雨が降るよね。

デッキには屋根があるけど当然振り込む。ということで床は一旦外した。

施工の手順としては

  1. 床を一部張る
  2. 南側のトタン部分を作る
  3. 引き戸とすべり出し窓の間の部分の梁?となる部分を作る
  4. 同じ寸法のアイテムのを作る。(引き戸☓5 すべり出し窓☓6)
  5. 床を一部張る
  6. はめ殺し部分を作る(緑の椅子とテーブル置いてるあたり)
  7. 建具などにアクリル板を張る
  8. 床を全部張る
  9. 建具を設置する(引き戸とすべり出し窓)
  10. 建具の建付けを調整する
  11. めんどくさい部分を作る(北側の戸の上部とか、出入り口部分の上部とか)
  12. 建具に取っ手やラッチを取り付ける

て感じした。これが正解かは全然わからないんですけれど。

一旦外された床板。

水切りの話

そもそも雨に濡れてたわけだし、土足で使うエリアになるのでめちゃ厳密には考えてないんだけど、それでも内側に水が溜まってきてしまうのは困るので最低限の水切り処理だけはしておいた。

デッキの長辺の方はデッキの溝があるので中まで水が侵入してくることは無い。

問題は南北のデッキの短い部分。

さらに北側は自分で作った屋根があるのでそんなに心配してない。

ということで南側の短辺部分の水切り処理を考えないといけない。

BESS多摩さんのカラマスかっこいい。

赤枠で示した部分。

具体的にはこんな感じに。

ん!?

いやちょっとまってこれ、このブログ書いてる時に気付いたけどこれじゃ水切りの長さ足りずに微妙にデッキの板と金物の間から水が内側に侵入するんじゃない!?

ということで後日ここ水切りを延長しておきます。

DIYで作るものなので本職の人が作るものほどの耐久性は期待できないけど、少しの工夫で長持ちさせることができるので、水切りなどはやってみても良いかも。そんなにめんどくさいことでもないし。

サンルームDIY:かかった費用総額

お金の話。おおよそです。

使った資材の量も合わせて。

木材:約5万円

コメリでツーバイ材の12ftが1,000円で売ってるタイミングを見計らってまずは30本ゲットしておいた。

それでは足りずに買い足した分含めて合計約5万円。全てコメリ。

床用OSB合板:約2万円

コメリ。11mm厚の合板を11枚。1枚あたり1800円程度かな。

これはほぼ丁度よい量だった。

OSB合板は裏表あるので気をつけて。

アクリル板:7万円

コメリ。3mm☓1830mm☓91mmのアクリル板。

ちょい余ったけどおおよそ必要量。

カットするのはじめは難しいけどアクリルカッター使えば余裕だよ。

トタン波板:1.2万円

コメリ。六尺トタンを11枚。

その他:約2万円

その他に含まれるもの

  • 水切り金具を作るためのトタン平板
  • 壊れたので買い替えたドリル
  • パッキンビス
  • コーススレッド(先述の150mm含む各長さ)
  • 防水テープ
  • 引き戸用の滑車
  • 引き戸用の取っ手
  • すべり出し窓用のラッチ
  • アクリルカッター
  • 下穴用ドリルビット
  • コメリでの無駄遣い

総額:約18万円くらい

20万に収めたいと思ってたので上出来だった。

18万円で7.5m☓2.2mのサンルームが手に入ったと思ったら安いもん。

ただ地獄だったね。作るの。

本職の人に任せるべき。

よく作ったよほんと。褒めて欲しい。

今回購入していないけど絶対に必要な物は?

ざーっと思いつく範囲で挙げていきます

丸鋸

径の大きいものを。マキタさんのが良い。俺もマキタさんのやつ使ってる。

インパクトドライバー

マキタさんのやつが良いと思うけど、予算に応じて。俺は謎メーカーの使ってるけど買い替えたい。

ドリルドライバー

長いコーススレッド打ち込むときには1万円程度のインパクトドライバーでは力不足。

プロ用のインパクトなどでもいけるのかもしれないけど高いし。てことで100Vのドリルドライバーがおすすめです。

丸鋸ガイド

三角定規的なやつ。これは絶対に必要。これが無いと精度の高いカットができない。紹介してるのは俺も使ってるやつ

脚立

俺が使ってるのはアルインコさんの2mのやつ。軽くて黒くて格好良いので好き。もう6年使ってるけどタフ。

そのくらい

あったら便利的な物は様々あるけど絶対に必要なのはこれくらいかな〜。どうだろ。

サンルームDIY:自分で作ったサンルーム、どうなの?

使ってみてどうなのかというお話。

暖かいの?

暖かい。

外が寒くても石油ストーブ入れれば十分部屋として機能する温かさ。

ここで夜地元の友達と飲んでたけど全然寒くなかった。

日が差し込む時間帯は当然暖かい。

とても暖かい。

雨水の侵入は?

今のところ一切ない。

作ったそばから雨水入ってきたら嫌だよね。結構横殴りの雨が降ってても雨水が侵入することは無いね。

風の侵入は?

ほぼ無い。

玄関のところの引き戸のところに多少隙間があるのでそこからスーッと冷気を感じることはあるけど、さむって思うレベルでは無いかな。

とは言え冷気の侵入についてはもう少し改善できそう。

使い勝手は?

やっぱデッキだけだった時に比べると外へ出る動線が制限されているわけなのでそこは利便性落ちたかな。

ただ、引き戸がしっかり機能しているので特に不便は感じてない。

引き戸の取っ手。

サンルームDIY:まとめ

BESSの家、ウッドデッキが標準のケースが多いけど正直ウッドデッキって正直活用しにくい。

であればいっそのことサンルームにしてしまうのも手です。というかとてもお勧め。

ただログハウスの場合セトリングが終わるのを待つ必要があるので、自分でやる場合は新築後5年後を目安に取り掛かると良いかも。

それを考えると新築時に工務店に相談をしてセトリング対策をしてもらってサンルームにするのが一番かもしれない。

正直これ工務店にお願いして〜100万程度でできるのであればやるべき。100万超えてくると悩むね。

うちはカントリーログハウスなんだけど、G-LOGの2Fのベランダ(NIDO)とデッキを囲ってしまってサンルームにしたら最高すぎるプレイスになりそう。

サンルーム作って1ヶ月も経ってないけどとても活用してる。日常になりつつある。

近い将来この空間が娘や息子、妻の友達が遊びに来てちょっとお菓子食べたりコーヒー飲んだりできる空間になってくれると嬉しいな。

そうなってくれると地獄を感じながら作った甲斐があったというもの。

今回はそんな感じ!またね〜。

※夜verの写真載せておきます。

疲れたけど良いものできてよかった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました