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【靴修理DIY】革靴のソールを自分で修理する

道具

靴のソールを修理したり交換したりするスキルを身に着けたいと思ってる。

アッパーはまだまだ綺麗なのにソールが減ったり傷んだりしていて履きたくないという靴が何足かある。

革靴やブーツ。

これまではお店に出していたし、これからも基本的にはお店に出そうと思ってるんだけど、革靴にブーツ用のソールを付けてみるなど自分で修理交換できるようになるともっと靴の楽しみが広がるかと思って。

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今回はまず試しにチャレンジをしてみる

靴修理の当面の目標は家にあるドレス的なちょっとフォーマルなブーツや革靴にブーツ用のソールを付けてその靴でバイクに乗れるようにすること。

フォーマルな靴でバイク乗るとめちゃかっこいいけど滑るからほんと危ないんだよね。

信号待ちでコケる。

なのでごついソールを付けたフォーマルな靴を作りたいとそういうこと。

今回はいきなりソール交換では無く、ソールが減ってきていてアッパーとソールを縫い付けている糸の部分が怪しくなってきている靴にソールを貼り付け、普段使いできる程度に強度を出せるか、というところまでやってみよっかなって思ってる。

ソールを剥がすという工程がないんだね。

ソールを修理する前に現状を確認普

ガラスレザーのバーガンディの革靴。

かっこいいので気に入ってる。

気に入ってる革靴。

ソールの糸が切れそうに(というか切れてる)なってる。

ちなみにグッドイヤーウェルト製法と言えどもソールは糸と接着剤で貼り付けてあるので糸が切れてもいきなりソールが剥がれるってことはないんだけど。

痛み始めた靴をそのまま履くのちょっと抵抗あるよね。

靴にも良くない。

よく見ると結構無理させてるね。申し訳ない。

なんか思ったよりもひどかった。

革靴のソール、今回はビブラムの8338をチョイス

今回貼り付けるのは少し厚みがあるソール。

ビブラム。質実剛健な強いソール

これをソールに沿って大きめに切っていく。

靴底よりも5mm程度広めに型どって切ると良いかと思います。

ビブラムのソールに靴を乗せて、少し広めに枠取りして切り出す。多少誤差があってもOK。

ソールをボンドで貼り付ける。

ボンドはコニシのG17を使ったんだけど、これはどうも最適ではないみたい。良くなかったね。

セオリー通りにダイアボンドを使うのが良さそう。

次回へ向けて教訓にしよ。

ボンドを塗る前はソールを不織布のヤスリでこすって汚れを落として、ボンドのよく接着するように少し荒くしておきます。

ボンドは薄くまんべんなく、少し多めくらいに塗る。

でソールを接着させたらゴンゴン叩いたり押し付けたりして接着させる。

このあたりは俺も全然上手にできなかったので割愛。次回にご期待ください。

きったないし雑だな〜 笑  これもっとどうにかならなかったの?

アッパーに接着剤付かないようにマスキングを適宜施しながら。

ついでに擦り減ったヒールをシューグーで修正しておく

擦り減ったヒールをシューグーで修正する。

シューグーってなにかというとこういうアイテムです。

硬化するとめちゃ固くて頑丈なゴムになるので革靴のソールの修理が出来たりします。

減りすぎてなければね。

減ってるけどシューグーで修正できる範囲。

あの1枚目のゴムのところ、トップリフトって言うんだけど、あそこまでだったらシューグーで修正できるんだよね。

ここぞと言う時のフォーマル革靴はお店でヒールを替えてもらうけど、1.5〜2軍の革靴やスニーカーはシューグーで修正してる。全然それでオッケー。

シューグーはマスキングが超大事。小石ついてない?

ヒールの部分、クリアファイルを適当な長さに切ってヒールのカーブに密着させる。

んで、シューグーを盛りたい高さに合わせる。

シューグーがついてほしくない部分はマスキングする。

特にアッパーには付かないようにね。面倒なことになるから。

ソールにゴムを貼ってシューグーでヒールを修正。この状態で5日程度放置。

ソールが無事に接着できたら削っていく。

で、5日後。ボンドも完全に乾いているので貼り付けたソールを元のソールに合わせてカッターで削っていく。

この時、100均のカッターでは全然切れないし無理して切ろうとすると失敗するので、ある程度質の良いカッターを使うと良いと思います。

俺はこのためにアストロプロダクツでカッターを買ってきました。

切っただけの状態。

耐水ペーパーでソールの横を削っていく。

はじめは粗い番手で削っていく。その時耐水ペーパーを固定できるこういう角材があると便利。

家に丁度よいのがあった。焚付作ったあまりかな。
こんな感じで。

んで、ソールの横を削っていく。

当たり前だけど削ったソールは戻らないので極力ベースのソールは削りすぎないように。

今回貼り付けたソールと元のソールの面を合わせることが目的なので必要以上に削る必要は無いよね。

だいぶいい感じ。それにしてもアッパー。もっと手入れしてあげないとね。

このあともっと細かい番手で攻めて綺麗にした。

ソールのサイド部分にコバにインクをのせていく。

ある程度ソールの横が整ったらコバにインクを乗せていきます。

今回使ったのはこれ。

家に常備してるやつ。

コバインキって呼んで良いのかな?

コーバー黒。カバンにも使ってる。

これ、財布や鞄のコバにも使えるので家に常備してる。

アッパーに付いたら落ちにくいのでこれもマスキングをします。

塗る前。
塗った後。

コバインキは速乾性なので、20分も乾かせば十分。

貼ったソールはどうなった?

ソールはこんな感じ。

見にくくてごめん。

平らになったのでこちらも耐水ペーパーで整えてコバインキで仕上げます。

革靴の修理。できた。どうだろう?

うーんどうだろう。まあ。

コバにインクを乗せたあと、最後細かい耐水ペーパーで仕上げた。

ビブラムのロゴの位置がつま先に来ちゃった 笑

ソールはこんな感じ。

シューグーで修正したヒール。これはほぼ完璧だね。

全体の雰囲気もいい感じ。

悪くないね。

そもそもこれ靴手入れ行き届いてないな。

きちんと磨いてやらないと。

とはいえ、大失敗するかもという前提で取り組んだにしては及第点かな。

全然外で履ける程度に仕上がった。

良かった良かった。あとは耐久性。

次回へ向けて。

次回へ向けて注意点を以下に。

  • 接着剤はダイアボンドを使う
  • 接着剤は多めに
  • ビブラムのロゴがつま先など端部に来ないように

ってところかな。

次回までに靴修理上手な人のyoutubeを見てもっと勉強しよ。あとそもそも靴ちゃんと手入れしよう。

追記:ドレスブーツのソールを修理した話

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