記事中に林田がお勧めするアイテムやサービスの広告が含まれる場合があります

施主が公開するBESSの家の価格・総額と内訳

BESSの家

BESSの家の価格の話。

BESSの家の価格自体はサイトでなんとなく確認できる。

でもこのキーワードで検索している人は、実際に建てたらいくらかかるのかを知りたいんだと理解してる。

なので今回はBESSの家、実際に建てると総額でいくら掛かるのか、その内訳のお話していきます。

スポンサーリンク

販売価格1900万円のモデルで総額4,000万

さすが家の購入総額公開するのどうなのって話ではあるんですけど。

まあこの辺は調べようと思えば情報はいくらでも出てくるのでまあ今更隠すものでも無いかなと。

今後BESSの家を検討する人の参考になれば幸いです。

記書いている今は冬なので。冬の写真を載せておきます。

オススメ記事

お金のお話。

4,000万でBESSの家を購入した時の条件

当たり前だけどどういう条件でBESSの家を建てるのかによっても変わってくる。

なので今回はうちが建てた時の状況を軸に、様々な状況を考えてみたいと思う。

なんか鬱陶しい記事になりそう。

すみませんね。できるだけ手短やりますので。

【林田ハウス:建築時の条件】
・BESSの家モデルはカラマスⅢ 2018当時売価が約1900万円
・400坪 850万円の土地を購入
・元畑なので地盤が緩かったため杭打ち工事を実施
・元畑で道路よりも低かったので地上げ(盛り土)を実施
・測量、農地転用など実施
・薪ストーブを導入(この頃はオプションだった。今は標準かな?)
・外構はゼロ。発注無し。
・下水、上水の道路からの引き込み自己負担

という感じですかね。

これで1900万円のBESSの家で何がどのように4000万円になるのかを見ていきます。

購入直後の林田ランド。ただの蚊が多そうな荒れ地。

勢いとは言えよくここ買ったよな。

金額の内訳

4000万の内訳をおおよそ見ていくとこんな感じ。

【おおまかな内訳】
・建物自体 約1900万円
・土地・土地取得にかかる諸雑費 約1,000万円
・その他 約1,100万円

その他多すぎでしょ 笑

でも実際この粒度で内訳出してみるとこんな感じになるんだよね。

多分「BESSの家 価格」で調べてる人はこのその他の部分を知りたいんだと思うのでちょい詳しく書いてみたいと思う。

草刈り後、整地されている様子。子、かわいい。

建物自体 1900万円

うちはBESSの家のカントリーログハウスのカラマスⅢというモデル。

購入したのは2018年。

今BESSのカントリーログハウスのモデルが2,300万〜3,400万となっているので、だいぶ安いよね。

多分カラマスは2,700万円くらいじゃないかな。

たかだか5年でこんなに値上がりするの?という話もあるんだけど、まあそれには理由があって。

5年前のカラマス。

ちょい脱線するけどBESSのカントリーモデルが値上がりした理由の考察
主に以下の理由が考えられる。
・ウッドショック。
・コロナ禍、世界的な政情不安などによる資材、原料高騰。
・これまでオプションだったものを標準に変更。
・材料の変更に伴う運送、設備関連のコスト増。

どれも仕方ないっちゃ仕方ない理由なんだよね。

ウッドショックは言わずもがな。近

所のホームセンター、ウッドショック前は300円そこらで売ってた6フィートのツーバイフォー、最も高かった時期は900円とかで売ってたと思う。

それは極端だとしても世界的に木材の供給が滞って結果木材の価格高騰が起きてる。

2024/2現在、一段落した感じあるけど当然まだ前の水準には全然戻ってないし多分戻らない。

ウッドショックの影響。林野庁さんのサイトより

世界的な政情不安などによる資材、原料高騰については多分に悲しい話も含むし且つここで多くを語る必要は無いので割愛。

これまでオプションだったものを標準に変更、これは結構ある。

うちが購入したときにオプションだった玄関前の折れ屋根の延長、薪ストーブ設置、天窓追加などが今のプランでは標準になってる。

この辺りも価格が上がった理由の1つになってるはず。

今のカントリーログハウスは薪ストーブが標準で付いてくる。BESSさんのサイトより

うちは薪ストーブの設置工事で約150万円だった。機種はドブレの700SL。

材料の変更に伴う運送、設備関連のコスト増、これはあくまで推測なんだけどうちがカントリーログハウスを建てた後から、カントリーログハウスの材料がカナダ産のパイン材から国産の杉材に変わったんだよね。

これまではカナダから製材された状態でコンテナに乗って届いていたのが、2019年頃を境に国産の杉を国内で製材しカントリーログのログ材として使用するようになってる。

そこには様々な理由とアールシーコアの狙いがあるんだろうけど、その辺りのログ材変更に伴うコストが多少は反映されているのではと推測する。これは本当にあくまで推測なんだけど。

土地・土地取得にかかる諸雑費 約1,000万円

これは完全にうちのケースなのであくまで参考程度に見てもらえましたら。

うちは土地の価格自体は850万円だったので、不動産屋さんの仲介費用が約30万円弱、さらに農地だったので農地転用に掛かる手続き費用や測量費用などで追加で100万円以上かかった。

結果的に土地の取得に1000万円程度かかった。

これもケースバイケースだとは思うけれど、地目が宅地以外の土地を家を建てる目的で取得する場合、追加で結構な費用がかかると思っておいたほうが良いと思う。

このあたりはBESSの営業の方は慣れていると思うので、狙っている土地を相談してみると土地の価格以外に必要な費用をある程度具体的な価格感で教えてくれると思う。

その他 約1,100万円

これだよね 笑 これの内訳を見ていきます。

おおよそだけど目安にはなると思う。

その他の内訳
・基本モデルからのアレンジ費用:約250万円
・造成費用:約200万円
・上下水引き込み費用:約150万円
・杭打ち工事:約100万円
・薪ストーブ設置(本体、煙突、施工):約150万円
・図面、書類関連:約150万円
・その他 of その他 約100万円

基本モデルからのアレンジ費用:約250万円
うちの間取りの話はこの記事を参照してください。

うちの間取りのお話。

さらに設置当初は後悔していたグルニエのお話も。

1Fのアレンジと2Fのアレンジ、折屋根の延長など諸々含めておおよそ250万円。

今度折れ屋根を延長しておく重要性についても記事書いてみよう。

造成費用:約200万円
うちはもと畑でそのままだと道路から著しく低くて家なんて建てられたものじゃなかったので200坪を60cm〜程度盛り土した。

これはコストが掛かったけど絶対にやっておくべきだったと思うし、コストかけてやって良かったと思ってる。

道路や周囲からの相対的な低さは家を建てる土地の湿気に大きく影響する。

うちはログハウスを建てるので湿気は大敵。少しでも高くしたいと思って盛り土をした。結果的に十分な高さだったんだけど、もっと高くしても良かったかとも思ってる。


この200万というのは盛り土資材の原価、搬入費、整地、砕石敷きなどの費用などの合計だと思って貰えましたら

ただ、近所でたまたま造成をしてて良質な真砂土が排出されてる現場などがあればもっと安くなるのかも。

タイミング次第だね。

50cmの盛り土と10cmの砕石。もっと高くしても良かったね。

上下水引き込み費用:約150万円
これについては特に語ることは無いんだけど、うちの自治体は土地前の道路からの上下水引き込みは自費負担なんだよね。

それで約150万円かかった。

これは自治体によっては自治体が一部負担してくれたりもあると思うので、問い合わせてみると良いかも。

これは結構コストなんだよね〜。

杭打ち工事:約100万円
うちの土地は元畑で、さらに戦前〜戦後すぐくらいは田んぼだった土地。

なのでフカフカの畑の土の下は泥状の粘土質、その下にも砂礫層があって、その下がやっとしっかりした地盤という状態だった。

当たり前だけどそういう土地にそのまま家を建ててしまうと不同沈下(≒不等沈下)といって、家が傾きながら沈んでいくという嫌な現象が起きてしまう。

なので支持地盤まで杭を打ってもらって、その上に家を建てた。これは自分で選択するというよりも地盤調査の結果次第で必須になる工事。

元畑や元田んぼであればほぼ必ず発生すると考えていたほうが良さそう。

これは杭打ちの準備ですかね。もっと良い写真があれば良かったんですが。

薪ストーブ設置(本体、煙突、施工):約150万円
これはシンプルなんだけど、薪ストーブ本体が40万円程度なので、煙突の部材の費用、ストーブ本体の設置費用と煙突との接合などの費用で150万円。

当たり前だけどストーブ40万円だけを買っても場合よっては運送業者さんの営業所まで取りに行かなければいけない。

且つストーブは200kg程度の重みがある。

当然一人での搬入設置は無理。

専用の道具や運搬車両などが必要になる。

また、屋根をくり抜いて設置してもらうことになるので、その技術料、施工料もかかってくる。

薪ストーブのこのコストは妥当だよなと感じる。

いやまあ安いに越したことはないんだけど。ケチるところでは無いのかなと。

うちの暖房器具兼乾燥機。なんでもめちゃ乾く。
薪ストーブが暖かい話。


図面、書類関連:約150万円
これだね。

これは家を杭の上に建てたり様々オプションを追加して構造をいじったりしたことによる構造計算だったり、農地に家を建てることによる申請費用だったり、強度や安全性の証明に関する費用だったり。

これ、ここで詳細書くと合ってる間違ってる問題になっても困るので割愛。

詳細は各自調べられたし。

その他 of その他 約100万円
これは本当にその他。

カーテン(やブラインドやロールカーテン)だったり、照明だったり地鎮祭だったり、ご近所さんへのご挨拶だったり仮囲いやなんかほんとその他としか言いようが無い項目。

ただこれ、うちはかなり少ないほうだと思う。施主支給したアイテムも多かったから。さらに外構もゼロ。

近所の大きい神社から神主さんに来て頂いてその社の神様と氏神様にお越し頂き家を建てることを報告する、という祭事だった記憶。
外構ゼロ発注の話。

その他にも費用はかかる。

引越し費用、施主支給アイテム。

引っ越し完了後の登記費用などはこれらに含まれないのでさらに100万超えは掛かってるんじゃないかな。

お金かかるな〜。

BESSの家は造成済の土地に標準仕様を建てるのが一番安い

そのとおり。

上下水引き込みも終わってて測量の必要も無し。

地目変更も不要で、、BESSの家が売ってる家をそのままアレンジなしで建てる、というのが一番安く上がるとは思う。

けどそのパターンだと建てた後に後悔につながるケース少なくない。

下記記事を参照されたし。

このブログの名物記事です。

BESSの家の価格の話でした。

BESSの家を選ぶにしてもそうでなくても、これを読んでくれた方の何かの参考になれば幸いです。

当時のカタログ。ボロボロ

めちゃこのカタログ読んでたな〜。

懐かしい。

林田オススメ情報

BESSの家を検討するならまずいくらの住宅ローンが組めるかを確認するべき。なぜ?

  • 良い土地に出会ってからローンのこと考え出していたら他の人に先を越されるから
  • いくらのローンを組むかを考えておくと、家の検討がより具体的になるから
  • 自分で最適な銀行を探してローンを検討するの、時間のコスト半端ないから。


BESSの家を建てるならまずは自分が家を建てるのにいくらくらい掛けられるのか、掛けたいのかを事前に理解しておくべき。漠然とした夢が一気に現実的になって家の検討がますます楽しくなるよ。

無料なのでおすすめ。

住宅ローンの比較はモゲチェック

コメント

タイトルとURLをコピーしました