薪ストーブのシーズンが終わった。冷え込む朝はトヨトミの石油ストーブが出るようになった。ということで薪ストーブ、1シーズンの消費量を算出してみる
条件
薪の消費量、条件によって全然違うので参考にされるときは気を付けてください。
ストーブの機種
ドブレ700SLという ドブレさんが作ってメトスさんが売っていた機種です。既に廃盤。後継はビンテージの50になるのかな。


薪の消費量は多い。これで家1軒暖まるんですかいという話はこちらを御覧ください。
気候条件
あまり詳細を書くとあれなんだけど、北部九州、福岡の海に面したどこかの街です。山の麓でもあります。久しぶりの寒波が来た2023年で最低気温は-5度程度だった。普段の冬はこんなに下がらないね。ただ山の麓ってのもあって結構春先まで寒い。同じ市内でも市街部より全然寒い。

使用状況
だいたい10月の中旬までには煙突の掃除やらメンテナンスを終えて、使い始めるのは10月末頃。
妻が専業で家にいてくれている&子供らも小さいので朝起きて、夜寝るまで寒いときはずっと焚いてる。ちなみに夜中はあんまり焚かない。よほど寒い日は薪を足して寝ることはあるけど。朝に熾が残っているのでそこでまた焚付から火を熾してって感じかな。
なので真冬はストーブの中が完全に鎮火することがほぼ無い。
使っている薪の樹種、乾燥状況
使ってる薪でも全然違う。広葉樹と針葉樹では当然違うし、広葉樹でも樫と栴檀は全然違う。比重(密度)の問題なんだけどね。
樹種
うちは広葉樹のミックスで幹だけじゃなくも枝も燃やしてる。基準として手首より太いものは薪として使ってる。それより細いものは焚付として。樫、タブノキ、シイノキ、栴檀、クスノキ、エノキ、アカメガシワ、そんな感じかな。場所が場所だけにナラやクヌギはあまり手に入らないね。もらった原木にたまーに混ざってるくらい。
乾燥状況
割って薪棚に積むのが5月の連休に間に合ったものはその年のシーズンから使ってる。5月の連休を越してしまったものはもうそのシーズンは使わない。乾燥は2年以上と言われるけど、必ずしもそれを厳守しないといけないわけではない。もちろん2〜3年ものの薪が最も燃焼効率が良いのは間違いないんだけどね。このあたりの話し始めると長いんだけど、薪に水分が残ってるとその水分を燃やすためにエネルギーを使うので云々みたいな話。あと極度に水気が残っているものは燃焼時に煙がでるのでというのもあるね。
ただ、しっかり割って数ヶ月雨に晒して真夏の日差しの下で乾燥させればその冬には使える。多少燃焼効率が悪くてもね。たまに、あこれさすがに乾いてねえなっていうのがあるのでそういうのは横によけておきます。
前置きが長くなったけどうちで使ってる薪の乾燥状況は半年〜1年半程度の乾燥。水分量は20%を切る程度。

使用量は約10㎥程度
いや、俺も計算してみてマジ?って思ったんだけどマジだね。今年は特に寒かったし枝薪も多かったのでどんどん薪を使ったんだろうね。いやすごいね。とはいえこの家をエアコンで一冬温めようと思っただそれは相当の電気代がかかるわけなので。まあそんな感じですかね。



いやこれほんとかな。来シーズンもっかいきちんと検証しよう。いやーでも確かに燃やしたしな。どういうこと?まあいいか。暖かくなってきたし庭でビールでも飲も。
もちろんエアコンやストーブと併用すればもっと使用量は抑えられる
でも結局薪ストーブを超える心地よさの暖房って無いんだよね。あ、ガスヒーターがあった。あれは快適だった。
来シーズンへ向けて薪を作っていくぞ。

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