うちの屋内の薪ストーブはドブレの700SL。
名機と呼ばれており廃盤になった今も人気が高い。
それはただの自慢なので置いておいて、屋内の薪ストーブの着火どうやってる?という話し。
薪ストーブの着火方法、いろいろある
薪ストーブの着火方法は様々あって、好みや状況によって使い分けられてる。
今はトップダウン着火が主流
メリット
炉内にに薪を下から順に太薪、中薪、細枝、焚付と重ね最上部に着火をし火を下に向かって成長させていく方法。
この着火方法の最大のメリットは煙が発生しにくいこと。
火が十分に成長しておらず炉内が温まっていない状況で太い枝を火に晒すことで煙は発生しやすくなるので、トップダウン着火は炎の成長に合わせて、薪が炎に晒されれるので煙が発生しにくいという意味で理に叶ってる。
さらに、煙が出にくいということは煙突へ煤が溜まりにくくなる。
つまり煙道火災の危険も軽減される。
デメリット
当然だけど暖まりにくい。
炎の成長が遅いので暖まりにくいというのが最大のデメリット。
トップダウン着火が主流になった背景には薪ストーブが住宅街に進出して行ったことが挙げられると思う。
以前は別荘地や山間部、農家集落など家と家とが離れているケースや、家と家とが近い場合でも各家に薪ストーブが入っているので煙が云々の話にはなりにくかったんだろうね。
今は住宅街で隣家との距離が数メートルという状況で薪ストーブが入っているケースもあると思うので煙が出る出ないは大きな問題。
てことで今はトップダウン着火が主流になっているのだと推察してる。
やっぱりすぐに暖かくなってほしい
うちは朝まで熾を残さないケースもあるので朝に着火することも多い。
就寝前は薪の追加は抑えて本当に就寝する直前は空気の流入を最大にして燃焼を促す。
それでも朝6時頃とかでは熾が残ってるんだけど。
着火剤
ただ、熾を使って着火をするとそれこそ煙が発生しやすいので、毎度着火には着火剤を使ってる。
様々使ったけどこれが一番良いね。
長く燃えるし匂いも少ない。煙も無い。価格も安いし扱いやすい。素晴らしい。いつもありがとうございます。
火を熾していく
太めの薪を炉内に2、3本並べる。
薪と薪の間の谷に着火剤を置いて火を付ける。
その上に焚付を数本載せて、中薪を乗せる。
この着火方法だと火が上下に育つのですぐに炎が成長するんだよね。
すぐに炉内が暖まる
当然薪が乾いていることが前提なんだけど。
温度を見て、空気を絞る
炎が広がっていても以外に天板や炉内の温度は上がってなかったりもするので、なんとなくの雰囲気ではなくて、温度計で温度が上がっていることを確認したほうが良いね。
なんとなくで空気を絞ったら薪が鋳込んでしまって煙が出てしまうということもあるので。
何度が良いとかもストーブによって違うし正解は無いと思うので、ご自宅の環境で何度か試してみてください。
空気を絞る。ここまで20分〜30分程度
温度がスピーディにしっかりと上昇することが煙を出さないポイント。
それを思うとトップダウン着火も良いけどこの上下に火が成長する着火方法も好きなんだよね。
特に炎の成長が早いので朝すぐに室温を上げたいときなどはこれ。
枝を入れすぎたときや針葉樹を入れすぎたときのような勢いがありすぎる炎の上がり方では無いので、ストーブへの負担もほぼ無いと思う。
ただ多分だけどこのドブレの700SL、燃費はあまり良くない気がする。けどそこも含めて気に入ってる。多分みなさんも自分の家のストーブが一番良いよね。
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