うちはBESSの家のカントリーログハウスというラインの、カラマスというモデルをベースに様々カスタマイズをしたもの。
ベースとなるカラマスというモデルから変更してよかったこと、変更しなければよかったこと、変更しておけばよかったことについて後悔ポイントなど交えつつお話をしていきます。
カントリーログハウスのカラマス
これがBESSの家のカントリーログハウスのカラマスというモデル。
BESSの家はその時々によってモデルが入れ替わったり、各モデルがマイナーアップデートしたりするんだけど、このカラマスってモデルはかなり昔から。
うちを建てた2018年時点ではもちろん既にあったし、さらに10年くらいは遡れるんじゃないかな。
市場の変化や購買層のニーズの変化があったにも関わらず長い間第一線で支持されている時代に左右されにくい普遍的なモデルだとも言える。
このモデルの特徴は2Fのロフト。2Fへ続く階段を上がるとまず広い空間があり、各部屋へとつながる。
空間使いが大胆でワンダーデバイス的な間取りとも考えられるよね。開放感が良い。
実際に間取り変更したポイント
この長きに渡って支持されてるモデル、どこを変更したのか大まかに挙げていくと、
- キッチンの方向、形
- 階段の位置
- 1Fの洋室を和室化・3枚引き戸を設置、収納を追加
- 2Fに収納を追加
- 土間を拡張
といった感じ。間取りはこれ。
改めてこの家ほんとなんなんだろう。
おもしろいな。
てことで一つずつ見ていきましょっか。
キッチンの方向、形。
まずキッチンなんだけど、我々はワンダーデバイスのあのアイランドキッチン?対面で且つ両方から通れるようになっているキッチンがすごく良いなと思ってたんですよね。
料理やその後の片付けが日々の暮らしの中心にいるというかなんかそんな感じ。
ぜひあのキッチンのスタイルは採用をしたかった。
結果的にこれはすごく良かった。大正解。
食事の準備をするのも後片付けをするのも苦にならない。
そもそも嫌いな家事では無いんだけど。
このキッチンにした分、当然だけどリビング・ダイニングのスペースが狭くなったよね。
まあそれは仕方ない。特に気にしていない。
階段の位置変更
これは積極的に位置を変更したかったわけでは無いんだけど、2Fのロフトにあきつログハウスの連続窓を採用してるんだよね。
この記事をご参照ください。
階段の位置を変更した理由としては、元の位置だとワンダーの対面キッチンを採用できない、2Fの連続窓の良さを活かせないの2点です。
LDKと和室との間に持ってきました。
良かったのかどうかは不明。
ただ特に便利も不都合も感じていないので、まあ良かったのかな?どうなんじゃろ。
1Fの洋室を和室化・3枚引き戸を設置、収納を追加
1Fの洋室を和室化してLDKとの間の壁を抜いて3枚引き戸にした。
これにはいろいろ理由があるんだけどちょっとこれを見てほしい。
このBESSのもう一つのログハウスのラインであるG-LOGのセッカというモデルに3枚引き戸で仕切られた部屋があるんだけど、これが非常に使い勝手が良さそうに見えたんだよね。
普段は開け放していて良いし、来客があればゲストルームとして使えるし。
将来的には夫婦の寝室にしても良い。で採用した3枚引き戸。これはとても良かった。
本来は壁のところを二部屋続きの空間にすることで開放感が出た。
で和室。これは正直微妙。良かったのか失敗だったのかまだ結論出てない。
というのもやはり子供が小さいと畳がすごく痛むんだよね。それはまあ仕方ないとして梅雨時期はカビが心配だったりもする。
これはいっそ思い切ってフローリングでも良かったかと思ったりもするけど、俺や妻の両親が遊びに来てくれた時やっぱ畳のほうが良いかなと思っちゃったんだよね。
畳であることによって普段からダラダラゴロゴロ過ごせるってのはとても良いことなんだけど。
ただ、多分将来的には和室にしといてよかったなってなると思う。
なぜなら妻がここにこたつを置こうと企んでいるから。
これこたつ置いちゃったら最高プレイスになってしまうことが確定しているのでやっぱり和室で良かったんだと思う。
窓の外を見てるのは小さい頃のクリストファーくん。
収納については棚ぼた的なラッキーだね。
本来廊下から部屋につながる通路が不要になったのでそこを収納にしたという話。
BESSの家は収納が極端に少ないので収納は多ければ多いほどよい。
2Fに収納を追加
これね。ここの部分。
洋室1、洋室2ってところを将来は子どもたちの部屋にしようと思ってるんだけど、見てもらうとわかるように一部屋に対して収納がマジで少ないんだよね 笑
これさすがに子どもたち将来不便出するでしょってことでどちらも使える収納を追加した。
ここには季節もの服や普段着ない服などを収納してる。
妻が上手にやってくれてる。
多分だけど子どもたちが大きくなってそれぞれの部屋を使うようになっても部屋の収納とこの真中の収納で事足りると思う。
足りんかったら自分でハンガーラック作るなりなんなりしてください。
土間を拡張
これはね、薪ストーブを入れる方にオススメしたいというか推奨するというか、意識しておいてもらいたいことなんだけど、薪って汚いんですよね。
汚いというのは土や砂で汚れているってのもあるんだけど、木のクズが落ちたり、虫が食った木の粉が落ちたりということ。
外から持ってきた薪をストーブの近くに置いておく必要があるんだけど、まあ汚れる。ストーブ周りが。
となると、薪を室内に搬入する玄関〜ストーブまではできるだけ汚れても良いようにしてあることが理想的であって、となると土間続きが最も効率的。
と考えて良いと思う。
なので玄関から薪ストーブまでを土間にした。
玄関が広くなるってのもあるけどそれは副次的な効果だね。
狙ったものではない。結果的にありがたいことだけど。
土間は週イチくらいで掃除してるよ。
集塵機が便利だね。
薪が汚いって話をしたけど、うちの場合自分で玉切りして斧で割ってるのでってのもあるかもしれない。
しかも雑木。
これが楢やクヌギだけでさらに機械で割ってるとかだと薪自体そんなに汚れないのかも。
買った薪とかもきれいそうだよね。
そう考えると薪が汚いかどうかってのは人によるね 笑
採用すれば良かった間取り
家族用のファミリークローゼットを2畳〜4畳分くらいどこかに作ればよかった。
もうこれに尽きるね。収納のとこでも話したけど、今は俺と妻の服も将来子供らが使う収納に間借りするかたちで使ってるんだよね。あとこの謎収納。
当然これだけで大人二人の服を収納できるはずもなく。
ということで将来はこの2Fのどっかに2畳分程度のファミリークローゼットを作る予定。狙ってるのは洋室2を狭くして作るか、上の画像の左上の部分だね。ふかし壁って書いてるところあたり。考え中。
間取りで大切なのは柔軟に対応できるようにしておくこと
家を建てる時に将来に渡って完璧な間取りを作るなんて本当に難しい。
こうだろうと思って作っても狙いが外れるってこともあると思う。
間取りを考えてた時にそのことに少し気付いて、そこから俺が意識したことは、「何かにしか使えない空間は極力狭く」「なんにでも使える空間を極力広く」のこの2つ。
当たり前だけど予算と広さは有限だからね。
その結果あの2Fの謎のロフト空間とかが生まれるんだけど、結果としては今のところ大正解だね。
「なんにでも使える空間を極力広く」しておけば、クローゼット作りたいと思えば作れば良いし、部屋にしたいと思えばすれば良い。
間取り、ある程度のところで覚悟をキメて、何か不都合があったら自分でやるか〜くらいの気持ちで取り組んでいくと良いと思う。
後大切なのはパートナー(奥さんとか)の話もちゃんと聞いてね。
俺はもうちょっと妻の話を聞けばよかったなと思ったりもする。
あんなに妻のこと好きとか言っておきながら大切なところでは大事に出来てないんだなって反省したよ。
そんな感じ。みなさんが良き間取りに出会えるよう応援してます!頑張ってね〜。
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