ついに来ましたね。
やるやると言ってなかなか着手しなかった下屋・パーゴラ屋根の話。
ことの発端はこちら。
『BESSの家 雨漏り』や『BESSの家 台風』で検索した方が必ずたどり着くこちらの記事です。
雨漏りではなくて雨滲みであることは口を酸っぱくして言わせて頂きます。
この屋根をついに作るぞという話です。
完成時期は今年のGWをターゲットにしていますので、そろそろ着手をしておかなければいけません。
しかしほんとにできるのかね。
材料を買い集める
やりたくねえなって思ってた理由の一つがコスト。
コストが20万くらいかかる見積もりだったんだよね。
もちろん材料費だけで。
さらに完全に1週間以上かかる仕事だったのでなかなか重い腰が上がらなかったんだよね。
半日以上かかるDIYは基本嫌い。
なんだけど、ある日ナフコさんのオンラインストアで屋根材のオンデュリンが通常2780円のところ2,000円で売ってるのを見つけたんだよね。
これはすぐに買うべきだと思って速攻で買いました。22枚必要なので17,000円くらい安くなる。
オンデュリン、施工しやすいし所謂ポリの波板では無いので質感も良い。好き。
で波板を22枚買いました。
さらに垂木のツーバイ材も買いました。
柱にする2mの単管パイプも買ってきました。
垂木固定のシンプソン金具と垂木留めクランプも買ってきました。
工法の見直しとナフコさんのセールもあってコストを大幅に削減できそう。
15万弱くらいでいける見込みになった。
てことで準備が整って来ました。
ホームセンターの資材、どこが安いの?
普段は品揃えの面からナフコを使ってるんだけど、ウッドショックや政情不安の影響でナフコさんは値上げがすごかったんだよね。
例えば上の写真に写り込んでる緑のかご、あれコロナ前はひとつ500円だったんだけど今は800円。
仕方ないけど値上がり厳しい。
なので資材を多数買い込む時はコメリさんを使ってた。
コメリさんのほうが多少だけど安いので。
多少の価格差だけど大量に買うと結構な差になったりする。
が、コメリさんが最近様々なアイテムを値上げしているので結果としてナフコさんのほうが安いという状況が発生してる。ほんとここ数週間。
ツーバイ材の6フィートもナフコさんのほうが安かった。
さらに言うとビバホームさんもめちゃ安い。
12mmの構造用合板は多分ビバホームさんが最安。
ホームセンターの各社さん、様々な状況で値段を上げ下げしなければいけない状況、ほんとに大変だと心から感じる。
コメリさんもナフコさんもビバホームさんもいつもありがとうございます。
お世話になってます。
基礎を作っていく
基礎の工法がなかなか決まらなかったってのも工事が進まなかった理由の一つなんだよね。
束石+木造の柱にしようか単管パイプぶっ刺し工法にしようか。
で、採用したのは単管パイプ+ボイド管での基礎。
束石+木造の柱を採用しなかった理由
束石と木造柱のほうが情緒あるし理想のスタイルだったんだけど、
- 束石と地面の固定ってどうやるの?
- 木、腐りそう
- 完璧な水平と垂直、一列を出せる自信ない
- 一人で柱を立てて組んでってのを出した水平や高さをずらさずにやる自信が無い
などなどの理由で却下。
あと一部分が斜面というのもあり。
穴を掘って単管パイプを打ち込んでボイド管にコンクリを流していく。
水糸で位置を決めて。
柱を立てる場所は母屋との位置関係があるのでわりとしっかり目に出した。
地面の砂利を避けて穴を掘っていく。
DIY程度の穴掘りでもこの穴掘りスコップとか複式スコップとかホールディガーとか呼ばれるこのスコップは持っておくと便利です。
このスコップが無いと穴掘りしたくない。
穴がテーパーせずにまっすぐ掘れるので。
この2つが登場するとわりとハードめな土木DIYが始まる。腕、筋肉痛でめちゃ痛くなる。
単管を打ち込んでボイド管を設置していく
この工法が合ってるかって言われたらうーんなんだろうけど。
単管を打ち込んでその高さを大凡同じ高さにしていく。
で、ボイド管を入れる。
1mの単管を使ってるので70cmくらいは土中に埋まってることになるね。
穴の中、角材でゴンゴン転圧して砕石を入れておく。
できるならやりたくない。コンクリ練り作業
もうコンクリを練るの本当に苦手で。手練り。
なので今回はナフコさんで砂とセメントと砂利が既に混ざってるインスタントコンクリートを買ってきた。
ちょいコスト高だけどそんなん言ってられないくらいにコンクリ作業は大変。
コンクリ作業。写真見てるだけで疲れてくる。
ボイド管にコンクリを流し込む
コンクリが乾いたらボイド管を剥いて土で埋める。
斜面に立てるこの2本。立ち上がりが50cm、70cmくらいある。
この2箇所は2mの単管パイプを使ってる。
これはコンクリ流し込む前なんだけど、コンクリを流し込んでもわりとちゃんと垂直が出せたので安心してる。
なんで単管パイプなの?
これ当然だけどここからボンジョイントっていうパーツで単管を延長させるんだよね。
で、このボンジョイントの部分で傾きの多少の誤差を吸収できる。
そうするともちろん強度は低下する。なので今回柱を1.5m間隔と狭めにした。
柱を増やして強度を上げる作戦。
正直このデカさのDIYをしようとすると素人が完璧な水平や垂直を出すのってほんとに難しい。
俺みたいなめんどくさがりな性格だとなおさら。
なのである程度の誤差を許容できる単管パイプが便利なんだよね。
柱の間隔を1.5mにしてあるのもポイントで、ホームセンターに売ってる規格の1820mmのツーバイ材を渡せたり、2mの単管を渡すこともできる。
かつて車庫を作った時に柱の間隔を2m以上にしてしまって1820mmのツーバイ材を渡すことができずに難儀をしたことがあったのでその反省から。
精度が高ければ少ない資材で強度を出せるんだろうけど、高い精度を出せないので資材を多くして強度を出そうと、そういうことですね。
素人DIYあるあるです。
次回へ続きます
次回は屋根を掛ける手前くらいまではいきたいね。GW中に完成させたい。
ちなみに以前作ってたハンマーたち。単管パイプを打ち込むのに大活躍してくれました。
強度も問題無かったので薪仕事にも活躍してくれそう。
屋根、面白くなってきた。
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