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【BESSの家】薪ストーブの暮らしに必要な土地の広さは?

BESSの家

以前のbessの家と土地の広さの話

急に大量の薪を頂けるかもしれない話が舞い込んできた。

広い土地で良かったという話。

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常に薪のことを考えている暮らし

薪のことを常に考えている。

薪ストーブを使うからなんだけど逆に言うと冬は薪ストーブしか使わない。

エアコンも石油ストーブもあるんだけど薪ストーブを使ったらもう他の暖房器具には戻れない。贅沢だよね。

薪ストーブは当然だけどスイッチひとつでポンと起動できるわけもなく、燃料もお金を払えば当たり前のように供給されるものでも無い。

非常に不便。不便な暖房器具。

なのにやめられない。

去年の試し炊きのときかな?
白飛びしてるけど。土間汚いな〜笑

薪を常にストックしておく必要がある

薪を大量に使うのでストックしておく必要がある。

下の画像これは正面の棚がその年の冬用で、横の棚が来シーズン用の薪。乾かしてるんだね。

薪は最低でも6月〜11月の梅雨と真夏を含む5、6ヶ月乾かす必要がある。

理想としては1年以上。

2年が良いって言う人もいるけどそのへんは薪の含水量とか云々になってきていろんな派閥があるのでここでは語らないけど。

体感としてしっかり割られて雨と日と風に晒された薪であれば1年乾かせば使える。

枝薪は別ね。枝薪は2年乾かしても乾いていないことある。

これで1.5冬分くらいかな?

使えない薪とは

薪に水分量が多すぎると煙が出る、煙突に煤が溜まる。

もっとひどいと燃えない。そもそも燃えない。

乾いていないと安定した火力が得られず燃料として機能しないので、「使えない」と表現してる。

外のストーブでも薪を使う

冬場は外ストーブも出てくる。ホンマの薪ストーブ

↑これ。

これがすごい良くてこれでも薪を使うんだよね。

ただこれは多少乾いていない薪でもガンガン燃やせるので乾きの悪い枝薪などから燃やしていってる。

薪を作っていくとどうしても端材が出るのでそれも燃料にしたりしてるね。

ホンマ製作所さんの薪ストーブ好き。煙突を買い増して伸ばした。すごい燃えるようになった。

焚き火場でも使う

うちには外に焚き火場があってそこでも薪を使う。

U字溝で焚き火をするプレイは自己責任で。推奨はしません。

週末とか仕事早く切り上げたときはここで料理作ってる。

今度アヒージョの記事書きます。

年中薪を使う暮らしをしているので、薪が大量に必要。

薪を使う暮らしに必要な土地の広さ

本題だけど薪を使う暮らしをするのには様々ステージがあって大別すると以下。

  1. 乾燥薪を購入
  2. 未乾燥薪を購入
  3. 玉切りされた玉を購入
  4. 原木を購入
  5. 原木を集める

1が最もコスト高で5が最もコスト安。薪だけに関して言うとね。

ここからは延床33坪で薪ストーブのみで一冬過ごす九州北部のログハウスを例に、どのくらいの広さが必要かをお話していきますね。

乾燥薪を購入:薪棚のみ 8平米程度

このスタイルの人結構多いし、結果的に最もコスパが良い気がする。

乾燥薪は当たり前だけど軽いので重量売りしている薪屋さんなどでは結果的に案外安く手に入ったりする。

㎥売りしているところだと乾燥も未乾燥も量は変わらないけど金額が変わるね。

うちは3m☓2m☓高さ1.7m 程度の薪棚で一冬いけるので、必要な広さは8平米+αくらいかな。

これまだ二列だけどこの手前にも並べて合計3列。これで一冬分くらい。

未乾燥薪を購入:合計50平米くらい

未乾燥薪を購入する場合、一冬分の薪の量に加えて、寝かせる年数分の薪棚が必要。

2年寝かせたいんだったら合計3つの薪棚。つまり24平米+α。

当然薪棚をくっつけるわけにはいかないので、積んだり出したりしやすいスペースを考えると倍の50平米程度は必要になるのかな?

屋根分の広さ

ここまで書いて思ったけど、薪棚に屋根をかけると思うんだけどお隣さんちに雨を流すわけにはいかないのでその分のスペースも考えないとね。

ここでは無視する。

玉切りされた玉を購入: 150平米くらい

もうこの辺になるとほんとなんとなくだけど150平米、50坪程度あれば事足りると思う。

玉切りされた玉を買ってくるってのが想像つなかいけど。

玉切りを置いておく場所と割る場所。割った薪を積んでおく場所。

原木を購入: 200平米くらい

どの程度買うかにもよるけど大抵2t〜4tで買ってくると思うのでトラックが駐車できるスペース、降ろせるスペースを考えると200平米くらいですかね。

あとチェンソーで切るスペース。

基本的にはトラックから降ろした木をその場で切れば良いので原木を玉切りする場所、というのはあまり考えなくて良さそう。

原木を入手:300平米、100坪くらい

これが今回のパターン。詳述します。

原木を入手するということ

原木を入手する、とはその辺で木を切っている人から木をもらってくる、ということ。

ここで大事なのが機動性。

木をくれる人は早く木を手放したい人なので、当然早いもの勝ち、先着順になる。

これはネットに出しているジモティなどの原木情報も、ネット以外のリアルも同じ。

あげるよ、と言われたら「ありがとうございます。ご都合の良い最短でもらいに来ますけどいつがご都合良いですか?」これが言えるかが非常に重要になってきて、これが言えるための薪集めのための土地の広さが最低でも100坪は必要、と考えてる。

とりあえずもらってきて積んでおける場所。

トラックで積んできて降ろしやすい程度にトラックを取り回せる場所、積んでおいても他の薪仕事に影響をしない場所。

このスペースを常に確保しておくということが大事。

「今積んでる薪を片付けて〜、」などしているともう他の人が薪を持っていってしまう。

原木をいつでももらえるように常に150平米50坪程度を確保しておけるかが、効率的に薪を集めるために重要になってくる。

積みに積まれた原木たち。約8t。

うちは400坪程度の広さがあるのでなんとかやっていけてる。

薪集め、土地の余裕とタイミングが大事

今回原木を頂くにあたり問い合わせたのが木曜午後、頂いたのが土曜だった。

わずか2日あまりのあいだの出来事だった。

その間にトラックをレンタルし(本来はトラックも自前が理想)先方の都合に合わせ一気に回収をしてきた。

土曜の朝は娘のプリキュアの映画の予定がありそれは最重要事項なのでそれを優先したが、それ以外の時間で原木を受け入れるために多少薪場を片付けたりもした。

少し油断してた。

この油断がなければ2tトラックもう1杯分くらいは回収できたと思う。

現場で玉切りをしても良い、クローでトラックに積んでくれる、という奇跡の薪場だった。大感謝

この薪と土地の広さの話、誰かとしっかり話してみたい。

原木回収を効率的に行うことを見据えて薪場を拡張していた話

をいつかします。

数年前?あらかじめ薪場にしておいたのが良かった。

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