うちには2台車があって、一台はファミリーカーの古い(そしてボロい)ベンツ。もう一台がエブリイ。エブリイは薪の運搬から子どもの幼稚園の送り迎えまでなんでもこなしてくれる。燃費がちょい悪いことを除けばほんとこの車最高なのではと思う。原付程度のバイクも載せる。
タカラ塗料で自家塗装したエブリイ
エブリイはもともとシルバーのなんの変哲もない量産型として生み出されて他のエブリイ同様街に田舎に溶け込んで元気に活躍していたんだけど、走行距離18万km程度の時に前オーナーさんから売りに出されちゃったんだよね。で、そのへんの中古車屋に並んでたのを林田家が目をつけてゲットしたというわけ。で、全塗装した。近所で社長やってる先輩を1泊2日拘束して二人で塗った。エブリイもびっくりしただろうね。

塗って2年以上経った。
タカラ塗料さんのレインブーツネイビー。非常に良い。エブリイなどの働く車にぴったり。ヨーロッパの片田舎で働く職人が使ってるルノーやらプジョーやらの小型車みたいな。よくわからんけれども。そんなイメージになる。塗りこぼしがあってもなんかあまり気にならない。ちなみに2年経っても塗装の劣化はあまり見られない。塗装が剥げてるように見える箇所、アレは塗り方が下手なだけです。

全体的に程よく雑で良い感じなんだけど、足元ね。足元が気になってた。この雑に塗りすぎたホイールカバー。

ホイール、車体下部をマットブラック(つや消し黒)に塗装する
ホイールを塗装するのと合わせて車体の下部をマットブラックにしたいという思いがあった。というのも今のエブリイの塗装の仕方、全てを同色で塗り上げているので車体が低く野暮ったく見えるんだよね。妻が運転することが多いのでそれはそれでかわいいんだけども。車体下部を黒にすることで視覚的に車高が上がったように見えてシュッとするんだよね。これはなんか知識として持ってた。なんでだろう。
ちなみに、車高を上げるということはしたくない。ただでさえ横風の影響を受けやすいエブリイ。風の強い日はわりと怖い。車高上げると大きいタイヤ入るのはメリットだとは思うけどね。

ホイールカバー外した時に「あれっ鉄チンのままでもいいじゃん」とか思ったりもした。素材感あって。けど今回は車体下部を黒く塗ってキリッとさせたいという思いがあったので予定どおり進めていく。

エブリイの車体最下部のプレスラインの部分を塗装する。面積としてはかなり狭い。ちなみにタイヤはマスキングしない。つや消し黒に限ってはタイヤに付着しても全然目立たないので。※ホイールの穴部分は塞いでおくべきです。内部の足回り、ブレーキに塗料が付着すると悪い影響が出ることが考えられます。
塗っていきます

この日は日中も5℃程度までしか上がらない寒い日だったので、スプレー缶をバケツに入れてぬるま湯につけておく。これやらないと全然塗料が出てこない。出てくるんだけどなんていうんだろう、出にくい。

エアコンプレッサーとスプレーガンで塗ろうかとも思ったんだけど、準備する、片付けするの手間考えるとナフコ南宗像店でシュッとラッカースプレー買ってきたほうがコスト安じゃんってことで今回は缶スプレー。これで塗っていく。
出来上がり
非常に良くなった。想定外に良い仕上がりになった。足回りが引き締まって軽快感が出た。

所謂缶スプレーで塗装しただけで保護もなにもしていないので耐久性は1年〜2年持てばよいのでは程度に考えてる。ただ車体についてはタカラ塗料で塗った下地が缶スプレーとの相性がよく非常に塗りやすかった。これは発見だったね。なのでタカラ塗料で一旦車体全体を塗って、一部にアクセントで別色を入れたいなどの時は缶スプレーで、 って書いてて思ったけどやっぱりそれは辞めたほうが良さそう。つや消し黒だけかな。いけるとしたら。缶スプレーって基本つや有りなのでマットな質感が売りのタカラ塗料とは相性悪そう。タカラ塗料さん、様々な色を展開してるので是非覗いてみてください。
しばらくこれでやっていく
良い色になった。缶スプレー部分の耐久性は気になるけど劣化する度に補修してもそんなにストレスじゃ無いのではと思ってる。
エブリイ。ほんと好き。買ってよかった。こないだ2回目の車検だったんだけど整備士さん褒めてた。20万km走ってるので覚悟してましたが、、って。できることは自分で、出来ないことはショップに出してきちんと整備して大切にしよう。

このエブリイ、「薪バス」「幼稚園バス」等様々な名で呼ばれてる。
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