BESSの家に限らずだけど、戸建て建設中の雨養生(雨対策)は気になるところ。
家を建ててくれてる大工さん、工務店さんも最大限にに気を遣ってくれているポイントではあると思う。
今回は戸建て建設中の雨養生についてお話を。
特に今回の話はあくまで施主視点であって、建築学的な観点、大工さんなどの本職の方の視点から話をしているわけでは無い旨、ご理解くださいませませ。
ついでなので、うちを建てて頂いた時のBESS北九州(中村建設さん)の雨養生の様子も紹介しておきます。
建築中の家が雨に濡れると何が良くないのか
濡れて乾いてほぼ現状通りになる部材と、濡れて乾いても中々現状通りにならない部材とに分けられると思う。
乾けば問題無い部材と言えば柱や梁などの無垢の構造材。
このあたりは多少濡れても問題ないのではと思う。
集成材であっても多少は良いのかもしれない。
反面濡れてないけない部材とは何か、それは床や壁に張る合板、壁や床に仕込む断熱材などかなと推測する。
なぜか。
合板は濡れて乾くと貼り付けた部分が浮き上がったりすることがある。
また貼り付けた部分に水が入ると乾きにくくカビの原因にもなると思われる。
断熱材は主にカビが心配される。
濡れた後に十分に乾かないまま壁や床を張るといった施工が進むとカビの原因になることは想像に容易い。
ということは、柱等を建てただけの棟上げ前であれば多少濡れてもOK、棟上げ後に合板を張る作業や内装作業が始まった後は濡らすべきでは無い。
と考えて良いのでは。
様々な情報を調べてみた結果、概ねその理解で間違いは無さそう。
本来は屋根を掛ける前には内装は施工されない
当然なんだけど、屋根を掛けてその下で内装等の作業を進めていくのが理想。
これは推測なんだけどおそらく実際の現場では様々な業者さんや職人さんが関わっているので、必ずしも屋根を掛けてから内装〜 という順序が守られていない(順序を守るよりも優先していることがある)のではと思う。
その結果、建築中の家の内装がずぶ濡れ、といった状況が発生してしまうのではないだろうか。
施主にとって高価で大切な新築途中の家を濡らすことよりも現場で優先される大切なこととはなんだろうという気もするけれども。
順序を守ることで発生する待ち時間のコストだったり、建設をなにかに間に合わせたいとかだったりするんだろうけど。まあここではその話はしない。様々な事情があるだろうからね。
BESS北九州(BESS福岡・中村建設さん)の雨養生
何気なく建設中の写真を見返してたんだけど、非常に丁寧だね。
BESS北九州、中村建設さんの雨養生。自身が家を建ててから他のお家の建設中の様子が気になって通りすがりに見たりもするんだけど、うちよりも丁寧に雨養生している様子ってそうそう見ない気がする。
サンプルが少ないだけかもだけど 笑
外周にまでブルーシートを敷いてくれてた
外周にもビニールシートを敷いて雨が浸透しないようにしてくれてたんだよね。
これは感心した。意味あるのかな?
ログの組み上げは時間との勝負とのことで、カナダからのログを積んだトラック到着したその日に組み上げてた。
見に行ったけどほとんど終わってた。
大勢の大工さんがいた。
BESS北九州さん、とても丁寧に家を建ててくれた。
うちはカナダの山火事などが理由で建て始めるのが半年近く遅れたんだったけな。
我々は特に急いでいたわけではなかったんだけど、BESS北九州さんがすごい急いでくれて。
結果的に少しの遅延で済んだとかそんなだった記憶ある。
その時の進め方も状況の説明も非常に丁寧だった。
なんの心配も不安も不満もなかった。そしてこの建設中の様子。
急いでいたであろうにも関わらず非常に丁寧に養生をして、丁寧に部材を扱ってくれている様子がわかる。
ありがたい。BESSを建てるならBESS北九州さんを強くお勧めします。
ログハウスは塗装されるまではただの木の壁なので、それを濡らしたくないというのもあるのかもね。
それを考えるとログハウス、めんどくさい家だなと思う。
信頼できる工務店かを確認しよう。
よく言われるのが契約する前にその工務店が建設中の現場を見せてもらうなどですね。
部材をどのように扱っているか、どの程度養生に気を遣っているかなどが見えると思います。
とは言え施主は素人で建ててくれてる大工さん工務店さんはプロなので、基本的にはプロにおまかせで良いと思う。
ネットをドライブしてたら雨に濡れる新築の内装の写真を見たのでこんな記事を書いてみました。
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