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【井戸DIY】手押しポンプからソーラーポンプ自噴井戸へ vol1 〜湧出量の確認〜

外構・庭

井戸の話ですね。

井戸の話。

井戸と向き合う話。

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3年前に自分で掘った井戸

うちには井戸があるんです。

3年前くらいに掘った井戸でして、手押しポンプを設置して面白半分に水を汲み上げてました。

5mくらい掘ったんですかね。もうちょいかな?

スイコで泥水と砂利を組み上げる仕組みと井戸枠を打ち込んでいく方法で掘り進めました。

適当に井戸下もきれいにしたりして。
水質のチェックなどもしたりしまして。

水質的にも大きな問題はありません。

手押しポンプをガチャガチャすれば水を汲み上げることができるので使える井戸です。

ちなみに、これまで取り組んできた数々のDIYの中で最も楽しかったのはこの井戸掘りでした。

泥だらけになるんですけどめーっちゃ楽しいです。

手押しポンプ、使う機会が無い。

当たり前ですけど、手押しポンプを使う機会ってまあ無いんですよね。本当に無い。

植木の水やりに毎回手押しポンプをガチャガチャするわけにはいかないし、子供の水遊び泥遊びにも使えない。使えるけど毎回ガチャガチャしないといけない。

水は出る。

手押しポンプ。風情と佇まいは最高なんだけどいかんせん実用的では無いんだよな。

緊急時くらいですかね。

けどうち、目の前に川が流れてますので緊急時にトイレ流す水に困るってことは無いんですよね。

飲水は非常用を常備してるし。

庭に手押しポンプがある様子はね。良いんだけど。

ということでこの使用頻度が低い井戸と向き合っていきます。

理想は自噴井戸

自噴井戸ですね。

自ら湧いて出てくる井戸です。

様々な井戸のスタイルがある中でも滅多に出会うことが出来ない代物です。

様々な好条件が重なり、更に運良く圧力がかかった水脈を掘り当て、適切に設備が設置されたときに実現できる井戸です。自噴井戸。

自噴井戸で何がしたいのかは今のところ特にありません。

我が家の井戸、自噴井戸では無い。

当たり前ですけど我が家の井戸は地下から水が湧き出て、地面から数メートル下のところで貯まっています。

地面を超えて水が上がってくることはありません。

人工的に自噴井戸を作ることはできるの?

どうなんだろう。いや本当にどうなんだろうね。

おそらくだろうけどできる。試行錯誤を繰り返せば作れるとは思う。

思うんだけどそれ時間とお金かけてやる必要あるの?という思いもある。

とは言いつつ、いつも庭にきれいな水が湧いてる状況、楽しいやん。

ワクワクするやん?ということで人工的に自噴井戸を作ることを目指してやっていこうと思います。

深く考えずカジュアルな気持ちでやっていこう〜。

人工的な自噴井戸の仕組み

仕組みを考える必要があるよね。

常に汲み上げることを考えると電力が必要。

けれど9割9部お遊びの井戸のために常時電源を引くのも意味不明だし自分でも納得感無い。

ということは何?ソーラー?ソーラーか〜。

正直ソーラーは取り組んだこと無いので良いものが作れるか今の時点では自信無い。

ソーラーで汲み上げる仕組みを作る

家にあるアイテムをかき集めたり無いものはアマゾンでゲットしたり。

ソーラーパネル、配線、古バッテリー(単車用のもの)、ポンプ、電力の入出力を管理するコントローラー。 この辺のアイテムがあればとりあえず仕組みはできそう。

↑アマゾンでゲットしたのはこのあたりのアイテム。ソーラーパネルは家にあった。なんでこんな物が家にあるの。

配線を繋げて動かしてみる。

シュッと配線を繋げて動かしてみます。

動いてる 笑

当たり前だけど動くよね 笑 ただこの配線だとスイッチが無いので毎回線を抜き差ししなければいけない。

実際に設置するときにはそのあたりも考慮しなきゃね。防水なども。

ちなみに単車用の古バッテリー、そのままバイクで使うのは心配だけれどもこういうお遊びで使うにはもってこいなのでストックしてる。充電すれば全然使える。

↑こんなの。これで1日か2日程度で充電できる。

古バッテリー、でかい電池。

バッテリー、これとは別にベンツ用のめちゃデカくて運びたくもないやつがもう一つある。

湧出量と汲み上げ量のバランス確認

とりあえずやりたかったのはこれなんだよね。

うちの井戸、上の写真を見てもらえばわかるけれど100mmの塩ビ管。

なので湧出量が少ないんだよね。

手押しポンプだと1回の汲み上げでバケツ5杯くらい、その後10分程度置いてまた5杯汲み上げられる、といった湧出量だった。(曖昧な記憶)

常時汲み上げ続けるとなるとこの10分間でバケツ5杯という湧出量を下回る汲み上げ量にならないといけないわけだよね。湧出量を下回る量であれば汲み上げ続けることができる。

 ポンプでの汲み上げチェック

井戸の穴にポンプを入れていきます。

そもそもこの仕組みで汲み上げられるのかな?

どうかな?

しかし井戸の穴ってこんなに小さいものでもどこか神秘的というか、畏怖を感じるね。

大切に扱わないと良くないことが起きると感じさせる。

俺自身はあまりスピリチュアルな人では無いんだけど。

水を汲み上げるためにはポンプがどれだけの高さまで水を揚げることができるのかという揚程能力のことも考慮をしなければいけなくて、このポンプの性能であればうちの井戸の深さは汲み上げられるはずなんだけど

どうだろう。いけるかな?

いいね!汲み上げられてる。

チューブが結露してる。

井戸の冷たい水が上がってきてることが確認できたね。

汲み上げ自体は問題なくできました。

湧出量と汲み上げ量チェック

汲み上げられることは確認できたので、しばらくこのまま動かしてみて井戸に水が流れ込む湧出量と汲み上げ量のバランスを確認します。

外した手押しポンプ

外した手押しポンプにとりあえずチューブを突っ込んでおきます。

しかし汲み上げ量少ないな。

蛇口の水道を常に1cm程度の太さでスーッと流し続けてる程度、いやもっと少ないかな。

まあでもあんまりびちゃびちゃ汲み上げられてもね。これくらいで良いのかな。

珍しがって見に来た家族の皆さん

30分以上動かして見た結果、水が止まることは無かったのでこの設備の組み合わせであれば汲み上げ量が湧出量を上回ることは無さそう。

なのできちんと作っていけば人工の自噴井戸を作れる。(多分。)

ということでとりあえずやりたかったことの確認は終了。一旦撤去。

今後の課題

今回はここまで。

人工の自噴井戸を作っていくにあたって今後の課題は以下。

  • 電力消費量とソーラーでの発電量のバランス確認。
  • ポンプの耐久性チェック、水を汲み上げる時間、汲み上げない時間の調整など。
  • 設備を常設するにあたってのセッティング。井戸周りの外構作り。
  • 何に使うか検討。

て感じですかね。

最終的にはトロ船でも買ってきて大きめのメダカ飼育システムとか作れたら良いなと今のところ考えたりしてる。意味もなくドラム缶に水をためておくのも良いね。

わかんないや。作りながら考える。

薪仕事やDIYなど必要に迫られての家仕事も大切だけど、こういう目的が曖昧な工作も楽しいね。

いつかできるでしょくらいの気持ちで取り組めるのも良い。進捗あったらまた書きます。またね〜。

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