Bessの家を建てるぞと決めてからかなり真剣に土地を探した。
結果的に納得のいく400坪を良き価格で購入することができた。
俺は良い感じに土地を買うことができたけれども他の方のブログなどを見ていると結構後悔されてる方が多いので、ここではbessの家を建てたいと思っている方が、どのように土地を選び、購入すれば後悔が少ないかを書いていきます。
BESSの家に住んでからどのように暮らしたいか明確にすること
土地を選ぶ際に大切なことは、どのような暮らしをしたいかを明確にすること。
理想とする暮らしを明確にすることで、不動産サイトを眺めてるだけの闇雲な土地探しからある程度具体的なイメージを伴う土地探しへとステップアップできる。
都会的に暮す
BESSの家に暮らして都会的な生活をするのも当然にアリだと思う。
現にBESSの暮らしを紹介する様々なメディアでは駅チカなどの利便性の良い場所で通常の戸建てと変わらないような暮らしを送っている方々が紹介されている。
し、実際にそのようなエリアでBESSの家を見かけることもある。
駅や商業施設近接でBESSの家を楽しむというのも方法の一つだと思う。
田舎で暮す
駅からの距離や最寄りのスーパーなどのいくつかの利便性を犠牲にして田舎でBESSの家を楽しむという選択肢。この選択肢であれば土地の選択肢もグッと広がり様々な場所を検討することができる。反面、仕事は限られる。現在都市部への通勤している方であれば仕事そのままにこういった暮らしをするということは難しくなる。
田舎で暮らしながらも都会で働く
俺の今の暮らしはこれに当てはまると思う。
都市部の会社へドアtoドアで約1時間。みんな基本的にはこのスタイルを望むと思うんだけど俺はそれでも東京から移住して転職した。
みんな考えることは同じなので土地選びでは最も競争が高くなる。
競争率が高くなるということは土地の値段も高くなる。
余談だけど、うち引っ越してきた時に通ってたバスが廃止された。
そういうリスクも考えておいたほうが良さそう。
BESSの家を建ててやりたいことと、土地の条件
薪ストーブを入れる
薪ストーブを入れといっても、どのレベルで薪ストーブを楽しむかによっても必要な土地の広さは変わってくる。この記事に詳細しているので良かったらよんでみて。
おおよそだけれど、8坪〜100坪くらいは居住区画以外に必要になってくる。
また最低でも2tトラック、4tダンプくらいは進入できる道路が必要。
4tワイドロングや10tが入ってこれたら最高なんだけどなかなかね。
バイクや車趣味などのガレージライフを楽しむ
どういったサイズのガレージを建てるのかにもよるので一概に広さでは言えないけど、道路と面している間口の広さは念頭に入れたほうが良さそう。
うちはなんかいろいろあって車庫がまさかの縦列なんだよね。
こんなに広いのに。まあ今後のことを考えてなんだけど。
そういう意味では角地とかだったら最高かも。
BBQ、焚き火など自宅でできるアウトドアを楽しむ
BBQや焚き火などを楽しむなら、隣家とはできるだけ離れていたほうが良い。
うちは土地の一辺にお隣さんのおうちがあるのでその一辺と反対の敷地ギリギリのところでいつも焚き火したりBBQしたりしてる。
焚き火エリアとお隣さんの間にはうちの建物含め30mくらい離れてる。
んだけど、それでもやっぱりお隣さんのことはすごく気にする。今まで一度も何も言われたこと無いし仲良くさせてもらってるけど、お隣さんの暮らしに不安を与えないように最大限の配慮をしている。
みたいなことを考えると、お隣さんに囲まれた旗竿地であったり、前後左右お隣さんみたいな環境だと月に数回のBBQ程度であればまだしも焚き火とかは難しいよね。
そんな時お勧めは七輪なんだけどこれ完全に余談なのでまた別途。
お隣さんとの距離があれば敷地の広さ自体はそれほど必要としないね。
サーフィン、キャンプなどの自宅外でのアクティビティを楽しむ
このパターンは多種多様なので一概には言えないけど、最もBESSの家をコンパクトに楽しめるパターンじゃないかなと思う。
具体的には、アクティビティを楽しむための車を置く駐車スペース、道具を収納するストレージ(場合によっては自宅内でも)道具のメンテナンスをする屋外スペース(土間やウッドデッキでも)と考えると、住宅街でもいける気がする。
屋外に簡単な物置でも立てれば収納力も格段に上がるし。
店舗など、自宅敷地内で居住以外にやりたいことがある
これ俺。俺のパターン。まだお店できていないけど。
このブログもお店を作るために頑張ってたりもするので応援してください。
どんなお店をしたいかにもよるけど、建物+駐車場って考えたら50坪以上は欲しいよね。
これもお店の種類にもよるけど、あんまり田舎すぎるってのも難しいかもしれない。観光地とかは別だけど。観光地で観光のお客さん向けにお店屋さんするとか最高そう。BESSの家も合いそう。
キャンプ場とかも良さそう!お店をやる場合は広さが足りるか、お客さんの入りが見込めそうか、あたりをしっかりと考えて置く必要がありそう。
俺この土地で大丈夫なんかな?
やりたいことは特に無し。BESSの家に住めれば良い
この記事を読んでください。
許容できる土地の個性を把握する
敢えて土地のデメリットでは無く「個性」とした。所謂一般的に見るとデメリットとされることも人によって全く気にならなかったりする。
デメリットを進んで拾いに行くってわけではないけれど、まあ別に良いやって許せることをここでは土地の個性と呼んでます。
利便性
BESSの家で楽しみたいことの多くは住宅密集地ではできないことが多い。
例えば日常的な外調理や焚き火。チェンソーで玉切りをしたりする薪仕事など。BBQもさすがに住宅密集地だと毎週末はどうなんだろう。
別に良いのかな。わかんないですけど。
で、そうなると周囲に人があまり住んでいない地域になると思うんですけど、当然に駅や商業地から距離が離れてしまうんですよね。
もちろん経済的な部分で解決できる部分もあるとは思うけれど、さすがに限界もあるよね。
利便性をある程度犠牲にするっていうのはBESSの家を検討している人の大部分で必要な判断だと思う。
うちは駅徒歩45分。
学校からの距離
うちの場合これは最後まで優先させたので犠牲にはしていない。
けれど小学校まで1.5km程度、中学校2km程度の距離であれば許容しても良いのではと思う。
田舎であれば軽自動車でシュッと送り迎えしても良いしね。
ただ2km超えてくるとちょっと子どもたち可愛そうかなとも思う。
どうなんだろうね。その分子どもたち逞しくなったりもするのかな。
ハザード地域
これはむずいね。
命に直結する問題なので。ハザード地域を狙って土地を買おうというのは声高にはお勧めできないな。やはり家族と自身の命第一であるべき。
あくまでうちのケースとしてお話しておくと、うちはもともと畑で0.5m以下の浸水の恐れがある地域だったんだよね。周囲の畑と同じ高さだった。
で、そこを盛り土と基礎高合計で1m弱高くして家を建てた。
そうすると他の畑たちより随分高くなる。
うちが万が一浸水するとすると堤防の越水や崩壊ではなくて河川へ排水出来ないことによる内水氾濫の恐れだったので、その1mで河川への排水ができる水位を超えることができって感じ。
ただ全然油断はしてないね。梅雨や夏の大雨には気をつけてる。
ハザードはハザードなんだけど内容によっては許容できる、うーん、あんまりこの話よくないな。
やっぱりハザードエリアを無理して選ぶ必要は無い気がする。
三角形の土地
逆に安かったら選んでも良いんでないの?と思えるのが3角形の土地。
風水的な理由などなんやかんやで3角形の土地って良くないとされてるんですよね。
俺は風水の話はまああまり信じてないんだけど、住宅密集地の場合は3角形の土地ってのはアドバンテージは少ないしデメリットが多い気がする。
宅地利用できるスペースが限られるしとんがりの角はほんと何に使えばええねん?って感じになりそう。
あとは片面が道路に面していたとして家をどっちに向けて建てる?みたいな話もでてきそう。
でもBESSの家を建てるにあたって例えば田舎の広めの土地を購入するなどであれば多少三角形であろうが凸があったり凹があったりしてもまあ良いのではと。
200坪超えてくるとこの辺は誤差な気がする。
どうしても3角形の土地が風水的に気になるのであれば角を落として使わなくすれば良いんじゃない?タイムカプセルでも埋めてさ。
3角形の土地は安くなりがち。
旗竿地
BESSの家を建てて都会的に暮したり、自宅以外でのアウトドア趣味をお持ちの方にお勧めしたいのが旗竿地。敷地延長物件とも言うのかな。
都市部だと旗竿地のデメリットは当然車の出し入れ、四方を住宅に囲まれてることとかだったりするんだけど、週末はアウトドア、自宅ではギアのメンテナンス程度、薪ストーブもやらないとかであれば旗竿地を選ぶメリットは存分にありそう。
田舎エリアの場合。
田舎エリアでの敷地延長物件は普通に車も出し入れしやすいし裏手は田んぼや畑や山だったりするんだよね。
なのでただ安いだけみたいな場合もある。
ただ田舎の場合売り手側もそのこと理解しているので旗竿地による価格的な優位性は都市部に比べて低い気がする。
土地の情報を調べる
この辺になってくるとBESSの家に限らずの話になってくるんだけどまあサラッと。
家を建てられる土地
BESSの家を建てよう!となったら当たりやすい問題が「市街化調整区域」問題。
市街化調整区域は都市部からちょい離れた微妙な田舎エリアに設定されがちで初見だと「おっ!いけるやん!?」と思いがちなんだけど、調べてみると「市街化調整区域により建築不可。資材置き場などに」みたいな記載があってがっかりする。
市街化調整区域でも家が建てられる場合もあって、これはケースごとに該当するかしないか確認する必要があるので細かくは書かないけれど、目をつけている土地が市街化調整区域でも自分で調べてみて、いけるんか!?と思ったら不動産屋に確認してみても良いかも。
事前にある程度の候補地を決めておく
これは具体的に購入を検討している土地というよりは、エリアの話。うちの場合は福岡県のこのエリアあたりというのをある程度決めて土地探しをしてた。
当然だけどそうすることで、具体的な土地がどこになってもある程度共通する項目があるのでその後の生活設計をしやすくなる。自身の仕事のことや子供の学校のことなど。
買い物や趣味なども。
気になるけど予算オーバーな土地
もうこれに限る。俺はこの方法で400坪という広さの土地を超お手頃価格でゲットした。
自身の土地に対する条件を並べてみて、その条件で土地を探した時何件か候補が挙がるも大抵の場合予算オーバーな土地で有ることが多いと思う。
でこの条件に合ってるけど予算オーバーという土地をいくつかピックアップしておく。
その土地の価格を1日に3回以上確認する。
サイトはどこでも良いけど、その土地の一次情報を掲載しているサイトが良い。
例えばSUUMOさんのサイトに掲載している町の土地情報などは、地元の不動産屋さんがSUUMOに掲載しているってケースもあって、その場合地元の不動産屋さんのサイトも合わせてチェックしておく。
そのピックアップしている土地はもう自分の条件にあっているからピックアップしているわけなので、もしも万が一それらの土地のうちどれか一つが予算内に値下がりしたときには何も考えずに申し込みを入れる。
俺が不動産売買について語るのは良くないのであまり言及しないけど、土地には値段をガツンと下げてでも早く手放したい人、現金化したいという状況があったりする。
もちろん売り手さんだけではなく仲介している不動産やさんにも。
そういう場合に嘘でしょってくらい一気に値下げがあったりする。
そんな時ライバルより以いかに早く申し込みを入れることができるかが勝負になる。
なので気になるけど予算オーバーな土地は1日3回以上不動産サイトをチェックすることが大事。
うちは俺が申し込んだ後に6人が順番待ちしたと聞いている。
売りに出ていない土地
もう不動産デベロッパーだよね。こうなると。
市街化調整区域でも無く家を建てたいと思える土地、しかもなんか遊ばせてない?と思われる土地を見つけたら法務局へ行って持ち主を確認。
売ってくださいと交渉をしてみる。
仲の良い不動産屋さん経由でも良いね。
未だこのケースには出会ったこと無い。
けど真剣にやるならこれなんだろうなとも思う。
逆に買わないほうが良い土地
条件もまあそれなり。金額も予算内だけれどもすぐに購入したいと思えない土地
土地は完全に一品物なので不動産サイトに並んでいるサ土地から選ぶべきでは無いんだよね。
特に厳密に家を建てなければいけないタイミングが決まっているわけでは無いBESSの家のような場合には。
引っ越しのタイミングが決まってる場合の不動産探しはその時借りたり買ったりできる物件から選ぶしかないんだけど。規格住宅や注文住宅の場合は厳密に家を建てなければいけないタイミングは決まっていないので、今サイトに並んでる土地からは選ぶべきでは無いんだよね。
なぜならいつでも買える物件は誰も選んでいない余り物であることが多いから。
少なくとも数ヶ月は物件の移り変わりを見て相場観を養ったほうえで、自分の理想の物件に少しでも条件が近い物件が出るのを待ったほうが良い。
本当に良いなと思える物件は掲出されて1日でステータスが申込みに変わってる。
3日もつことは無いね。知り合いが土地を買ったときも売りに出て1日寝かせた(考えた)ってケースは無い。
考えてたら売れてたってケースは何度かあった。
タイミングの話をしたけど、ローン減税が、控除がと国の政策で◯◯までの入居が必要 みたいなタイミングに出会うこともあると思う。
消費税の増税とかもね。
けれどこれは売り主側もそんなこと織り込み済みなので多少値段を高めに設定していたりするよね。
だって売れるんだもん。
みんなそのタイミングまでに買って家を建てたいって急いでるから。
土地は一期一会だけど気負いすぎずに
一生の買い物って言ってなかなか決断できずにズルズルってケースによく出会う。
絶対に大切にしたい条件を満たしていれば、多少土地が狭くても後ろがちょっと崖でも目の前が川でもまあなんとかなる。
大切にしている条件を満たした土地に出会ったら心配せずに進もう。
大丈夫。なんとかなる。もし心配なことなどあったらインスタのDMででも気軽に質問してください。
良き土地に出会えることを願ってます!
BESSの家 後悔 の記事なども
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