秋ですね。だいぶ季節が進みました。
晩はまだそれほどでも無いけど朝は結構冷え込む日が出てきました。
ということで今日はBESSの家の断熱性や気密性、蓄熱性の話をしていきたいと思います。
この記事の前提
便宜上タイトルに【BESSの家】と付けてるけど、BESSの家のログハウスの話です。
うちはカントリーですが栖ログ、G-LOGでもそれほど大差ない内容だと思います。
そのあたりのお家をご検討の方には参考になると思います。
気密性
まずBESSのログハウスは気密性は皆無でだと思っています。
ログを積み上げただけですのでログの間、四隅のノッチ部分など隙間が多数発生します。
もちろんログには通しボルト的なものを通していますし、ログとログの間には防水テープ的なものが貼られますから、当たり前ですが向こうが見えるような隙間は発生しません。
ただ、所謂現在の住宅のような家全体をビニールで覆ってしまうほどの気密性はありません。
換気扇を入れているとドアの開け締めがしにくいといったことはありません。
この辺の記事を読んで頂けるとBESSの家に気密性が期待出来ないことが理解いただけると思います。
断熱性
ログハウスに関して言うと断熱性は高いと思う。
ただBESSのログハウスは(大抵のログハウスメーカーも同様だけど)ログ壁なのは1Fだけであって2Fは在来工法なんだよね。
2Fといってもほとんど屋根裏のような空間なので在来工法というか、大きな屋根と呼んだほうが良いかもしれないけれども。
ログハウスに断熱性は期待できるか
BESSのログハウスに6年住んでみて思うのは、断熱性は優れていると感じる。
真夏の暑い日でも真冬の寒い日でも、明らかに屋外の過ごしにくい温度を緩和しているなと感じる。
ただ夏の暑い日などは2Fな非常に暑くなる。
吹き抜けが多くそういう間取りなので仕方ないっちゃ仕方ないんだけれども。
BESSのログハウスの最も優れた点は『蓄熱性』
前置きが長くなりましたけれども。
まずはこちらの画像を御覧ください。
これは10月下旬の朝5時過ぎの温度計です。
1が屋外、それ以外が屋内です。
屋外と屋内で12〜13℃の温度差があります。
暖房は前の日にストーブを薪4本程度で焚いたのみです。
日中の暖かさを家が蓄熱している
このあたりから多分に体感と推測を含む話になるのでそのつもりで読み進めて頂ければと思います。
ログハウスは通常に家に比べて壁の比重が高くなります。
断熱材+内外壁に比べ、丸太を積み上げた状態のほうが重たいというのは明らかな事実です。
この壁の木の重さが日中の暖かさを蓄熱し、気温が下がった後も緩やかに放出しているんじゃないのと考えています。
ではコンクリートの家はどうなのとなりますよね。
すみませんわかりません。
ただBESSの家に住む前に暮らしていたマンション、とても暖かかったのでまあ間違っていないのではとも思います。
真夏は暑いのでは?
暑いですね。真夏は。
ただこれも面白くて夏の日差しって角度が高いのでログ壁にあまり日光が当たらないんですよね。
真っ昼間の時間帯には。
静かにエアコンを回してたらそれで1Fは十分に涼しいです。
1Fはと言いましたが、2Fは個室毎にエアコンを動かさないと暑いです。
BESSのログハウス、夏の2Fは暑いです。
もうこれは紛れもない事実です。
屋根裏が無いし吹き抜けが多いし2Fは在来工法だしなど暑くなる要素が満載なので2Fは暑いです。
2Fを完全に冷やせるエアコンを入れればよかったです。
今度その記事書きます。
BESSのログハウスは蓄熱性が高い
結論です。
BESSの家は蓄熱性が高いので、それが恩恵として受けられる時季はとても過ごしやすいです。
具体的に言うと1日の気温差が大きい季節です。春と秋。
では冬はどうか。
冬は薪ストーブ焚きっぱなしにするこで中からログ壁を温めることで快適に過ごすことができます。
なので真冬に数日家を空けて帰ってきたときなどは家がなかなか温まりません。
この『断熱性、気密性、蓄熱性』の話、もう少し詳しく言語化できように準備してまた詳しく書きます。
今日はそんな感じ!またね〜。
※複数箇所計測できる温度計の話はこちらからどうぞ
追記:11月末の冷え込む朝の外気温と室温
朝5時半頃。
前の晩8時頃に最後の薪をストーブに入れて、その他の暖房は無し。
寝ててこのくらいの室温が最も快適かもしれない。
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