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【超頑丈】高さのあるウッドフェンスを完全DIYする話。施行方法やコストなど

外構・庭

構想開始から数年越しのプロジェクト、ついに完結しました。

背の高いウッドフェンスを完全DIYしたお話です。

ウッドフェンス、なぜ必要なのか

自宅の敷地南側の一番良いところ、隣家があって塀が無かったんだよね。

この南側に塀がないということで様々な問題が発生してた。

  • 敷地をいっぱいに使えない
  • このエリアに行くのに気を遣う
  • 目線が気になる(おそらくお互いに)

といった感じ。

ちなみうちの敷地にはお隣さんが3軒あるんだけど、とっても気になっていたのはうちの門の横の1軒のおとなりさんだけ。

それはうちの門が近いので気になり頻度が高いこととお隣さんの北側(うちからみたら南側)の使い方によるもの。

この写真、あとからまた出てきます。ウッドフェンスの支柱を建てたときの写真

↑上の写真手前側がうちの門の入口。

こんな感じで、誰かしらが門からうちに入る時におとなりさんの北側がバシッと視界に入ってからうちに入ってくるって感じだった。

おとなりさんち、境界からおそらく1m程度でお家が建っているのでそれもあってすごく近い距離感だったんだよね。

うちが後から建っているのもあるし、ルール内でやっていることなのでそのこと自体には一切何も感じること(不満など)はない。

住宅地、集落で暮らすということはそういうこと。

背高で超頑丈なウッドフェンスを建てていく

ではウッドフェンスの計画を進めます。

ウッドフェンスの設計に影響するであろう状況をまずは確認していきます。

状況と要求の確認

【主な状況】

  • 隣地との境界は高低差最大50cmあり
  • 稀に強い北風が吹く。台風のときなども北風。
  • 土壌は元畑に50cm程度盛土、その上に20cm程度クラッシャーランでガチガチに転圧されてる

という感じです。

これに要求を足していきます。

なんか仕事進めてるみたいで鬱陶しいんですけどこの考え方が効率的なのでこれでやっていきます。

【主な要求】

  • お互いの目線を遮ることができること
  • 台風レベルの強い風に耐えられること
  • メンテナンス性に優れること

などです。

では上記をベースに今回のウッドフェンスの設計を決めていきます。

ウッドフェンスの設計

ではどんなウッドフェンスを作っていくかを考えます。

  • 高さ2500mm以上
  • 支柱は枕木を深さ900mm埋める
  • 支柱の距離は910mm
  • 縦張り

では一つ一つ見ていきましょう。

ここ文章ばかりでつまらないかもですが本気でウッドフェンス作ろうと思ってるなら読み飛ばさないほうが良いと思います。

高さ2,500mm以上

目線を遮るということを考えると最低でも高さ1800mmは必要です。

さらに今回うちとの間には50cm〜70cm程度の高低差があります。

なので高さ的には2500mm以上が必要になってくると言う感じです。

支柱は枕木を深さ900mm埋める

高さ2500mmもあるウッドフェンスをを検討する際に重要なのは強度です。

ウッドフェンスの支柱は全高の3分の1程度を埋めることが推奨されています。

ということで深さは900mm。

手掘りなので正確さが曖昧となるため±50mm程度を許容するという感じ。

で、枕木。

今回支柱に枕木を採用した。

理由は以下

  • 腐らない
    線路で使われていた枕木は本当に腐りません。ホームセンターで『枕木風』として売られているものはすぐ腐ると聞きますので気をつけて下さい。
    本物の枕木、土に触れた状態で10年経ってもほとんど腐りはありません。
    個体差はあるかと思いますが、信頼性は高いです。
  • 重量がある
    今回支柱をコンクリで埋めることはしていません。これは数十年後にウッドフェンスを解体することがあった場合にも自分でできることを前提にしているからです。(20年後だったら俺62歳)
    コンクリを使わないとなると柱自体に重量があることが求められます。枕木は見た目以上にめちゃくちゃ重たい(3m程度のもので100kgくらい)です。
  • 調達が容易
    これはうちの場合なんだけど、近所に本物の枕木を安く購入させてくれる場所があるのでそこから調達しています。
  • 価格が安い
    今回1本1,000円くらいでした。
  • 施行実績がある。(扱いに慣れている)
    実は今回のウッドフェンス支柱を建てる前に練習としてこんなことをやっていました。
これ、練習だったんですね。

この時に長い枕木を立ててみて、『いけるな』って感覚を掴んでました。

ということで今回は支柱に枕木を使います。

支柱間の距離は910mm

一般的なウッドフェンスの支柱間の距離は1500mm程度。

背が低いウッドフェンスなどでスパンがを長くしても良い場合は1800mmのこともあるし、背が高いウッドフェンスの場合は1200mmだったり1000mmだったりすることもある。

で、今回は910mm。

この短いスパンを採用したのには2つの理由がある。

一つは強度。

上でも言ったけどウッドフェンス自体に高さがあるので強い強度が求められる。

支柱間を短くすることで支柱の本数は増え施行は大変になりますが、強度は上がります。

もう一つはツーバイ材での施行を考えているから。

12ftのツーバイ材(3,650mm)を支柱間に横に渡そうと考えているのでそれがちょうど渡せるように。

柱と柱の間を芯々で910mmとしました。

縦張り

これは進んで縦張りを選んだわけではなくて、結果的に縦張りが良いだろうという判断です。

なぜ縦張りが良いかと判断したかというと、支柱を正確に一直線に、正確に同じ高さに立てることは非常に難しいと考えたからです。

支柱にそのまま横張りにするためには、支柱が一直線であり、且つ同じ高さでなければいけません。

が、今回は枕木を自身の腕力のみで立てることになるので、どんなに気をつけて施行しても数センチのズレが出てしまいます。

ということで、支柱を立てるにあたって発生するズレを許容するために板は縦張りとします。

この話はわかりにくいですが後で写真付きで出てきます。

【ウッドフェンスDIY】施行開始。穴を掘る

ではやっていこう〜。どのくらいかかるのか検討もつきませんが。

まずは第一歩を踏み出す所からですね。

早速穴を掘り始めるのかな?と思いきや謎の治具を作ります。

んっ

これは何?

なにこれ 笑

これなんなんでしょうね。

枕木を正確に立てるためには穴を正確に掘ることが重要

当たり前のことを言ってますけれども大事なことでして。

900mmの深さの穴を掘ろうとしますと、途中でダルくなります。

単純に体力を消耗するからです。

そうするとどうなるか。掘っている穴が狭くなります 笑

穴が狭くなるとどうなるか、枕木が入りにくくなります。

また、穴が狭いと枕木が入った後に微調整をすることが難しくなります。

長さのある枕木を正確に立てようとした場合、正確に穴を掘ることが重要になります。

ということで、穴が正確に掘れているかを確認するための治具を作るというわけです。

俺もなんか言ってることがいよいよ爺さんみたいになってきてるな 笑

メモリを打ってある。

この治具で穴の広さと深さを測ることができるわけですね。

穴を掘るのは複式スコップで。

複式シャベル、ダブルスコップなど呼び方はいくつかありますが、要は真っ直ぐに穴を掘るためのスコップです。

こういうのは迷ったら金象印さんのものを買っておけば間違いありません。(他のブランドが良くないと言っているわけでもありません。)

では掘っていきます。

めちゃくちゃ辛い・・

穴を掘るのはめちゃ辛いです。

余談:ガチガチに転圧された地盤を掘るためには

コメリに先が尖った鉄筋があったので買ってきまして、それをハンマーで打ち込みながらほぐしていきました。

この2つのアイテムでガチガチ転圧砕石を掘っていきます。
ハンマー重いです。

このトラスコ中山さんのハンマー、登場頻度が高いので買って正解だなと思ってます。

こういうハンマー木柄のものをよく見ますが木柄のものは木が痩せたりなどで頭がユルユルになりがちなのでこういう樹脂製のものが良いです。

斧も同じ。

辛い作業。

ひたすら掘っていきます。

はっきり言って辛い作業です。

【ウッドフェンスDIY】支柱となる枕木を立てる。

穴が掘れたら支柱となる枕木を立てていきます。

枕木の長さは約3100mm、重さ100kg程度あります。

でっかいですよね〜。

林田のかげおくり・・・

枕木を穴のところにセットします。

穴に1/3程度被るように。

穴に1/3程度被るように置きます。

この置き方が非常に重要です。

持ち上げる側

持ち上げる側はレンガなどを下に入れて手を入れやすくしておきます。

これでエイヤッと持ち上げます。

今回の記事、写真の処理が大変。

こうやってひたすら穴を掘って枕木を立てていきます。

900mmの穴に立てた枕木はドロップキックをしてもびくともしないくらいの強度が出ます。

枕木を立てる際の注意

そもそもこれは非常に危険な施工方法です。

立ち上げている最中に支えられなくなってしまうと枕木が倒れてくる可能性があります。

私は174cm 73kgのそれなりに力には自信のあるおじさんです。

それでやっと立てられるくらいの重労働です。

  • 可能であれば複数人で作業する
  • ヘルメットを着用する
  • 周囲に作業に参加していない人がいないかを確認する
  • 途中で立てられないとなった際の対処を事前に決めておく(とりあえずどっちに倒すかなど)

非常に危険で大変な作業なのでお勧めしません。

どうしてもチャレンジしたいという方はぜひお仲間と一緒にやってみてください。

【ウッドフェンスDIY】立板を張るための横桟(桟木、胴縁)を渡す

やっぱりどんなに注意して施行しても、枕木を手作業で一直線に並べて立てることはできませんでした。

最大で10cm程度ズレていると思います。

これを修正しつつ、立板を貼れるように横桟を渡していきます。

画像加工、意味あるか?

こんな感じ。

横の桟木は今回4本渡すことにしました。

3本でもいけるか〜とも重たんですが、コストも面倒くささもそれほど変わらないと判断して4本に。

ちなみに枕木が一直線でない問題はこんな感じで解消します。

なるほど。

どうしても横桟が枕木と接しない場合が出てきます。

その時はツーバイ材を間に挟んで空間を埋めます。

【ウッドフェンスDIY】板を塗装する

さて当たり前ですがウッドフェンスjは雨風日光に晒されるので無塗装ではいけません。

今回はクレオトップの水性を準備しました。

こちらですね、

水性。

クレオトップは非常に信頼してます。

いつもは油性を使ってるんだけど結構匂いが強いんだよね。

2,3日残る。

今回はお隣さんと近い距離のところに使うということもありまして水性を選びました。

油性と比べると驚くほど匂いがしません。

無臭と言っても良いくらい。

これで耐久性が良ければ油性を買う必要なくなりますね。

横桟も塗っていきます。

塗装はこういうソーホースがあると便利です。

大量購入。

板は近所の製材屋さんで1枚100円×140枚買ってきました。

いつもお世話になってます。

板を塗ったら乾かしておきます。

板を塗ったら乾かしておきます。

その後作業がしやすいように。

【ウッドフェンスDIY】立板を張って完成。

できました。

おお。

できましたね。

門の入口から敷地内に入るに従って少し下がっているのですが、その勾配にならわずに板が水平になるように施工しました。

悩んだところではあったんですけれども結果的にこの方法が良かったかなと思ってます。

多少ゆらゆらと波打っていますがこんなもんでしょう。

良しとします。

ふむ。

よく出来ました。

立板の幅は9cmです。隙間は1cmにしました。

【ウッドフェンスDIY】費用:工期などのお話

ではまとめ。

費用

枕木:3100mm×15本 合計18,000円程度

横桟:ツーバイ12ft 12本、6ft10本くらい 合計 20,000円くらい

板:2000mm×90mm 140枚 14,000円

塗料:クレオトップ水性:8,000円くらい

ビスや掘る用の鉄筋など雑費 2,000円くらい

総合計:62,000円くらい

わりと抑えられましたね。

枕木が安く手に入ったのがコスト減に貢献しました。

本来15万くらいかかるかと思っていたのでコスト面については大満足です。

工期

工期としては約1か月です。

俺は会社員でして毎日作業できませんので基本は週末です。

週末も毎日必ずやってたわけではありません。

延べ日数としては

穴掘り&枕木立て:4日

塗装:1日

横桟&板張り:1日

合計6日くらいですね。

むちゃくちゃ疲れました。

【ウッドフェンスDIY】まとめ

非常に満足するものが出来ました。

上手だね。

強度もばっちり。

もしこのウッドフェンスが風で倒れたりすることがあったらそれはもうとんでもない超災害ですので、ウッドフェンスが倒れたかどうかなんでどうでもよいくらいの大騒ぎになるはずです。

そのくらいの強度を出すことができました。

耐久性はこれからだけどクレオトップ塗ってるからしばらくは大丈夫でしょって思ってます。

とは言えお隣さんが心配しても良くないので年1くらいで塗装しようと思っています。

コストもかなり抑えて作ることができた。

しかしとんでもなく疲れたね。

板を1日で張り終えたんだけど風邪引いたかな?ってくらい疲労してた。

でもまあできてよかったよ。お隣さんを気にせず敷地いっぱいまで使えるようになったのは大きいね。

今日はそんな感じ!またね〜。読んでくれてありがとう〜。

全体的に地味な作業だった。

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