キャンプ好き、アウトドア好きはどんな家を選ぶべきなのか。建てるべきなのか。
「キャンプ 住宅」とか「アウトドア 住宅」で検索すると、それはそれはおしゃれな家がたくさん出てくるんだよね。
土間のある家、ギアが映える家、大開口の窓、薪ストーブ。
ただ、ああいう情報って実際に住んでる人の声というよりはメーカーの提案だったりイメージだったりすることが多い。
うちは2019年にBESSのログハウスを建てて、家族4人で8年暮らしてまして。
庭でバーベキューもするし薪ストーブも焚くし、外で飯も作るし、外構は完全DIYで家は住みやすいようにカスタマイズしてる。

家でアウトドアをやり続けて8年という感じ。
言いすぎかもしれないんだけれども。
8年やってると、キャンプ好き・アウトドア好きが住む家に本当に必要なもの、逆に別にいらないなというものがはっきり見えてくる。
今回はそのお話です。
これから家を建てようかなと考えてるキャンプ好き、アウトドア好きの人にはきっと役に立つ話だと思う。
もちろん俺が言うことが全て正しいわけではないので参考程度に読んでもらえたら。
というこで今回もやっていこう〜!
この記事を書いているのは誰?
林田です。
2019年にBESSのカントリーログハウスを建てて家族4人で暮らしてます。
ごく普通の会社に勤める会社員で、年収もごく普通です。
住んでいる場所も人口100万人規模の地方都市の通勤圏なので戸建てを建てるには一般的な場所。
山奥などではありません。
敷地は約400坪。
週末は庭で何か作って食べたりしたり焚き火したり薪割りしたりしています。
家でアウトドアをし続けてる住人の視点で「キャンプ好き、アウトドア好きが住むべき家」について考えてみます。
『アウトドアし続けてる』という表現もどうなのとは思いますけれども。
結論:キャンプ好き、アウトドア好きは「外に出るのが億劫にならない家」を選ぶべき
先に結論を言ってしまうとこれなんだよね。
外と中の距離が近くて、外に出ることへのハードルが限りなくゼロに近い家。
キャンプやアウトドアが好きってつまり、外で過ごす時間が好きってことだよね。
なのに家を建てるとなると、なぜかみんな「中」のことばかり考えてしまう。
リビングの広さ、キッチンのグレード、お風呂の機能。
もちろんそれも大事なんだけど、アウトドア好きが家づくりで本当に考えるべきは家と外の関係なんだよね。
外が遠い家に住むと、アウトドア好きでも外に出なくなる。
これは断言できる。
逆に外が近い家に住むと、子供も大人も勝手に外に出ていく。
うちの子供たち、リビングのドア開けたら一歩で外だから本当によく外で遊ぶ。

この「外に出るハードルの低さ」こそがアウトドア好きの家の核だと俺は思ってる。
では具体的に何が必要なのか、一個ずつ見ていきましょっか。
8年住んでみて思うキャンプ好き、アウトドア好きの家に必要なもの
ここからが本題。
実際に8年住んでみて「これは必要」と確信しているものを挙げていきます。
全部実体験です。
大容量の倉庫。外遊び用アイテムが収納できるスペース
まずこれ。
キャンプ好き、アウトドア好きの持ち物の量、尋常じゃないよね 笑
テント、タープ、チェア、テーブル、焚き火台、クーラーボックス、ランタン、寝袋、コンテナ。
さらにアウトドア好きは大抵DIYもするので工具も増える。
うちはこれに薪割り道具、芝刈り機、草刈り機、井戸まわりの道具なんかも加わってくる。
で、大事なのはこれらを家の中に収納しようとしないこと。
外で使うものは外に収納するのが合理的なんだよね。
泥のついた道具を家の中に持ち込まなくて良いし、出すのもしまうのも外で完結する。
なので、家とは別に大容量の倉庫、もしくは外遊び用のアイテムをガサッと置いておけるスペースを最初から計画しておくべき。
ここをケチると家の土間や玄関がギアで溢れて、出すのが面倒になって、結果アウトドアの頻度が落ちる。
道具の出しやすさはアウトドアの頻度に直結する。
これは本当に。
段階的な「半屋外」の空間があること
これは一番伝えたいことかもしれない。
うちの家、外と中の間にいくつもの段階があるんだよね。
屋内 → 屋内の土間 → 玄関外のサンルーム → 下屋の下 → 完全な外
って感じで、グラデーションみたいに外に繋がる空間がある。
この「半屋外」の空間がアウトドア好きの暮らしには効くんだよね。
雨の日でも土間やサンルームで靴や道具のメンテナンスしたり本読んだりできる。

なんか濡れたり洗ったりした道具を一旦下屋の下に置いて乾かせる。
ちょっと外の空気を感じたいときはサンルームのソファでダラっとできる。
完全な屋内と完全な屋外しかない家だと、この「ちょっと外」ができないんだよね。
キャンプ場で過ごすあの心地よさって、テントという「ちょっと中」と外との行き来にあると思ってて、半屋外の空間がある家はあの感覚を毎日味わえる。
※すみません、俺キャンプガチ勢ではないんですけれども。
うちはウッドデッキをDIYでサンルームにしたんだけど、これが大正解だった。
家がカスタマイズしやすい構造、つくりになっていること
アウトドア好きの暮らしって完成しないんだよね。
キャンプ道具が増える、遊びが変わる、子供が成長する。
そのたびに収納を作ったりフックを付けたり棚を増やしたりすることになる。
そこで効いてくるのが釘やネジが打ちやすい木部の多さ。
うちはログハウスなので壁全部が木。
棚を付けたいと思ったらその場でビスを打てば終わり。
フックも、ハンガーラックも、テレビの壁掛けも、思いついたら30分後には実現できてる。
これが石膏ボードの壁だと下地を探して、アンカー打って、、、ってなって一気に面倒になる。
面倒というか難しいよね。
面倒且つ難しいなんてあたりまえだけどやりたくないよね。
家中どこにでもビスが打てる家、アウトドア好きには本当におすすめ。
全部ログハウスにしろとは言わないけど、壁の一部でも木部の面を作っておくと暮らしの自由度が全然違ってくるよ。
家にも土地にも「余白」が多いこと
このブログでは何度も書いてるんだけど、余白の話。
余白っていうのは、用途が決まっていない空間や土地のこと。
何にでも使える空間、何にでも使える土地。
家づくりをしてると「この部屋は寝室、ここは書斎、ここは物干し場」って全部に役割を与えたくなるんだけど、アウトドア好きこそ役割の無い空間を意識的に残しておくべきだと思う。
なぜなら、アウトドア好きのやりたいことはどんどん変わっていくから。
うちの庭、まだ100坪以上は何にも使ってない状態なんだけど、何かをやりたくなっても大抵のことはできる。

家の中も同じで、うちの2Fは俺の作業場であり、洗濯もの干され場であり、本読みスペースであり、子の遊び場でもある。

クリストファーくんの部屋ができるまでは2Fこんな感じだった
何にでも使える空間は、結局一番使われる空間になるんだよね。
隣家と程よく離れていること。街なかすぎないこと
これは現実的な話。
庭でバーベキューしたい、焚き火したい、薪ストーブ焚きたい、朝からギア広げて乾かしたい。
これ全部、お隣さんとの距離が近いと気を遣うことになるんだよね。
煙、匂い、話し声。
気を遣いながらやるアウトドア、楽しさ半減どころじゃない。
だんだんやらなくなる。
かといって山奥に住む必要は全然なくて(これは後半で話します)、隣家と程よく離れている、街なかすぎない場所であれば十分。
うちは地方都市の通勤圏で、主要都市のオフィスまでドアドアで50分未満。
それでも庭で気兼ねなく外遊びができて、30人くらいでバーベキューもできる。
こういう土地、探せば結構あるんだよね。
ちなみにネットにはほとんど出てこないことが多いけど。
タウンライフ家づくりさんの家づくり&土地さがしなら、インターネットに掲載されていない土地、一括で見ることができるよ。しかも無料。
これ絶対便利なんだけど、俺の時なかったんだよな 笑
今後もいつまであるのかわからない。どう考えても運営大変だから。
※タウンライフ家づくり計画書に申し込んだら希望の間取りプラン、資金計画(良い金利の金融機関などの提案も)、土地提案がもらえるよ。
『連絡は記録を残したいので可能な範囲でメールでお願いします』と書くと本気度が伝わり不要な営業電話が来づらく、優良なお客さんとして良い情報をもらえる可能性が上がる。
『絶対電話しないで』など書いてしまうと冷やかしだと思われてしまうから気をつけてね。
便利な時代になりましたね。
外に出るのが億劫にならない間取り
結論のところでも書いたけど、間取りの話。
具体的に言うとリビング玄関が最高。
土間リビングとかもね。
うちは玄関のドアを開けたら土間があって、一段上がるともうリビング。
リビング → 土間 → 外、が最短距離でつながってる。
普通の家だとリビングから外に出るまでに廊下歩いて玄関ホール通って靴履いて、、、ってなるよね。
あの一手間二手間が、確実に外に出ることへのハードルになってる。
うちはそのハードルが限りなくゼロに近いから、子供は勝手に外に出ていくし、俺も薪を取りに行くのも庭仕事するのも全然苦にならない。
外で過ごすことが特別なイベントじゃなくて日常になる。
アウトドア好きの家としてこれ以上の間取りは無いと思ってる。
薪ストーブはあったほうが良い
薪ストーブね。
正直、めんどくさいよ 笑
薪集め、薪割り、煙突掃除、毎回の着火。
それでも俺は、キャンプ好き・アウトドア好きには薪ストーブはあったほうが良いと思ってるよ。
なぜなら薪ストーブがある暮らしって、毎日が焚き火だから。
冬の間、家の中に火がある。
ストーブの上で煮込み料理ができる。

薪ストーブ面倒くさいんだけど、キャンプ好きやアウトドア好きって面倒くさいことむしろ好きじゃん。だから。
あと薪集めや薪割り自体も、アウトドア好きにとっては遊びの延長なんだよね。
チェーンソーと斧というアイテムが日常使いになるのも楽しい。
使い勝手の良い外水栓、屋外シンク
地味だけど超大事なのがこれ。
アウトドア的な暮らしって、結構な洗い物が発生するんだよね。
バーベキューの網、焚き火台、クーラーボックス、泥のついた靴、収穫した野菜。
これを家の中のキッチンや洗面所で洗うの絶対に嫌でしょ。
妻にも怒られるしね。
なのでしゃがまずに使える高さの外水栓と、できれば屋外シンクを計画段階で入れておくべき。
ポイントは「立ったまま洗えること」とシンクの横にちょっとした台があること。
お湯は出なくても良いよ。必要であれば屋内からお湯を持ってくれば良いんだから。
外構の後回しにされがちな部分なんだけど、アウトドア好きの家においては主役級の設備だと思ってる。
うちは外の洗い場をかなり使い倒してます。
【お知らせ】
ここまで読んで「こういう家、良いな」と思った人へ。
こういう家は建売やマンションではまず出会えないので、自分で計画して建てることになる。
まずは無料で間取りプランや資金計画をもらって、イメージを具体的にしてみるのがおすすめ。
ネットに出ていない土地情報も含めて一括で情報収集ができる。無料。
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『絶対電話しないで』など書いてしまうと冷やかしだと思われてしまうから気をつけてね。
逆に、いらないなと感じるもの
ここからは逆の話。
「アウトドア好きの家」と聞いてイメージされがちだけど、実際は別にいらないなと感じているものたち。
これ、声を大にして言いたいんだよね。
ここを勘違いすると家づくりのお金の使いどころを間違えるので。
家自体が大自然の中にある必要は無い
これが一番言いたいこと。
アウトドア好きが家を建てるとなると「やっぱり自然豊かな場所が良いよね」って山の方の土地を探しがちなんだけど、家は大自然の中になくて良い。
なぜか。
大自然はキャンプで行けば良いから 笑
うちは地方都市の通勤圏の、ちょい田舎くらいの場所。
スーパーまで車で10分以内、小学校まで徒歩3分。近くにコンビニもある。
それくらいの場所でも、庭で焚き火もバーベキューもできるし、梅雨前にはホタルも出る。
日常の暮らしやすさ(通勤、買い物、学校、病院)を犠牲にして大自然の中に住むと、今度は日常がしんどくなってくる。
しんどくなると、暮らし全体が楽しくなくなる。
日常は便利に、非日常はキャンプで。
家は「ちょい田舎」くらいがちょうど良いというのが8年住んだ俺の結論です。
全館空調
いらない。
そもそも論なんだけど、外と中をゆるくつなげたい家と、家全体を密閉して空調で管理する家って思想が真逆なんだよね。
土間があって、半屋外があって、しょっちゅう窓やドアを開けて出入りする暮らしに全館空調は合わない。
うちは冬は薪ストーブ、夏は普通のエアコン。
それで全く困ってない。
夏の冷房は多少ドアの開けしめがあっても効くんだよね。
全館空調に掛けるお金があるなら、倉庫とサンルームと外水栓に回したほうがアウトドア好きの暮らしは確実に豊かになるよ。
高気密高断熱(を最優先にすること)
これを書くと怒られそうなんだけど 笑
誤解しないでほしいのは、高気密高断熱が悪いと言ってるわけじゃないです。
断熱はちゃんとしてるに越したことは無い。
ただ、高気密高断熱を家選びの最優先事項にする必要は無いということ。
高気密高断熱を突き詰めると、窓は小さく少なくなり、開口部は減り、家はどんどん「閉じて」いくんだよね。
外とつながりたいアウトドア好きの暮らしと逆方向に進んでいく。
うちはログハウスで、現代の高気密高断熱住宅とは程遠いけど、冬は薪ストーブで半袖になれるくらい暖かいし夏も普通に涼しい。
数値のスペックよりも、自分の暮らしに合ってるかどうか。
アウトドア好きなら「開く家」を選ぶべきだと俺は思う。
正直ウッドデッキはいらない。
これ読んでほしいです。
アウトドアな家にはウッドデッキって思いがちなんですけど、無い方が良さそうです。
まずは情報収集から。お金のこと、家のこと、土地のこと
さて、ここまでキャンプ好き・アウトドア好きの家に必要なもの、いらないものの話をしてきました。
「よし、建てるぞ!」となった人に伝えたいのは、まずやるべきは情報収集だということ。
お金のこと、家のこと、土地のこと。
俺も家を建てる前は調べまくった。
いろんなところに自分で電話したり、展示場行ったりしてたよ。
ハウスメーカーのこと、土地のこと、ローンのこと、薪ストーブのこと。
調べて情報が集まってくると、自分のやりたいこと、つくりたい家がどんどん明確になっていくんだよね。
逆に情報が無いまま展示場に行くと、営業さんの提案に流されて「普通の家」になりがち。
この記事で書いたような家、まだまだスタンダードじゃないから。
リビング玄関も、土間も、半屋外も、外水栓も、ハウスメーカーに「こうしたい」と自分から言わないと出てこない。
複数のメーカーから一括で計画書をもらうのが効率的
で、その情報収集に何を使うかなんだけど、俺のおすすめはタウンライフ家づくり。
複数のハウスメーカーから間取りプラン・資金計画・土地情報を無料で一括でもらえるサービス。
ネットに出ていない土地情報も含めて一括で情報収集ができる。無料。
※タウンライフ家づくり計画書に申し込んだら希望の間取りプラン、資金計画(良い金利の金融機関などの提案も)、土地提案がもらえるよ。
『連絡は記録を残したいので可能な範囲でメールでお願いします』と書くと本気度が伝わり不要な営業電話が来づらく、優良なお客さんとして良い情報をもらえる可能性が上がる。
『絶対電話しないで』など書いてしまうと冷やかしだと思われてしまうから気をつけてね。
これの何が良いって、
- 自分の要望(土間が欲しい、倉庫が欲しい、薪ストーブ入れたい等)を伝えた上での間取りプランがもらえる
- 資金計画ももらえるので、お金のイメージが具体的になる
- ネットに出ていない土地情報も入手できる
の3つが一気に進むんだよね。
要望で「キャンプやアウトドアが好きなので、土間のあるリビング玄関、ギア用の倉庫、外水栓を考えてます」って書けば、それを考慮した提案をもらえる。
その提案を見比べるだけで、自分のやりたいことに付き合ってくれるメーカーがどこなのかが見えてくる。
1社に「玄関ホールは必要ですよ」って言われても、複数に聞けば必ず理解のあるメーカーが見つかるから。
俺が家を建てたときはこういうサービスが無かったから、全部自分で個別に連絡してた。
めんどくさかったな〜 笑
今は便利な時代だよ。
無料だし。
最後に
キャンプ好き、アウトドア好きが本当に住むべき家。
8年住んでみてなんとなく見えてきたのは、おしゃれなアイテムが映える家でも大自然の中の家でもなくて、外に出るのが億劫にならない、外とゆるくつながった家なんじゃないかなってこと。
倉庫があって、半屋外があって、どこにでもビスが打てて、余白があって、隣と程よく離れてて、リビング玄関で、薪ストーブがあって、外で洗い物ができる。
書き出すと盛りだくさんだけど、一個一個は決して贅沢な話じゃないんだよね。
大事なのは、家づくりの最初の段階から「外で遊ぶ暮らし」を計画に入れておくこと。
あとから足そうとすると難しいものばかりなので。
これから家を建てるキャンプ好き、アウトドア好きのみなさんが、最高のおうちと出会えることを応援しています!
今日はそんな感じ!またね〜!
↑タウンライフさんの家づくり計画書のサービス、正直いつまであるかわからない。そのくらい便利。




















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