ストーブの話ばかりですね。
シーズン前は忙しいので仕方ありません。
シーズン中も忙しいんですけれども。
薪ストーブ関連の仕事が無いのは6月〜9月の短い間だけですね。
今回は杉の木で焚付を作っていく話です。
いつもは木工の端材を焚き付けにしてる
普段は何かを作った端材を細かく割って焚き付けにしています。
ただ焚付って意外にも結構な量を使うんですよね。
うちは立ち上げから燻らせず一気に燃やしたいので焚付を多めに使います。
そうすると1年で結構な量の焚付を使う。
昨シーズンはシーズン終わりに良い木っ端がなくなってしまい、材料としてとっておいた木材を細かく刻んで焚き付けに使ったりしてた。
本末転倒じゃん!
ということで我が家に持ち込まれる杉の木、普段は必要とする人に譲ったりしてたんだけど今回は短めの30cmに切ってとっておいた。
それで焚付を作っていきます。
杉の木で焚付を作る
さてやっていきます。

このあたりの杉の薪ですね。
これらを割っていきます。

杉の焚付作りに使う道具
キンドリングクラッカー(的なやつ)と、自作のこん棒です。


このこん棒はとっても調子が良いです。
良い樫の枝が手に入ったときに作っておいたものなんですが、樫の木なのでそれはそれは固く、適度に重いのでキンドリングクラッカー(的なやつ)に薪を打ち込むのに最適です。
ハンマーよりも全然良いです。
キンドリングクラッカー(的なやつ)は本物を使ってみたいですね。
はっきり言って俺が使ってるやつは調子良いとは言いにくいです。
多少の価格差をケチって模倣品、廉価品を買うのは良くないとこういうときに学びますね。
↑これ。
今改めて調べたら『多少の価格差』どころじゃなかった 笑
細かく割った状態で棚に収めていく
割ったら棚に収めていきます。

棚にどんどん入れていきます。

30cmに合わせて棚を作ってました。

家の外壁には絶対に薪を直接触れさせない。
上の写真を見てほしいんですけれども、この今回この台の下を焚付置き場にすることにしました。
気をつけないといけないのは湿気とシロアリです。
薪は水分を多量に含んでいます。(なので乾燥期間が必要なわけで。)なので家の外壁に直接ふれさせると当然シロアリが好む環境が発生してしまいます。
俺も今回めちゃ悩んだんですが良い場所が思いつかずここにしました。
ただやっぱり怖いので基礎と外壁から15cm離し棚の背に波板を付けて直接外壁に触れないようにした。
空気層と波板の二重にし、さらに容易に移動できるサイズに。
いつでも確認しやすいように。
BESSの家の紹介でも外壁に薪棚をくっつけてるお宅を紹介してたりするけど、BESSもその辺指摘してあげたらと思う。
俺の担当をしてくれたBESS北九州の営業の方、実際にご自身のカントリーログの壁を薪棚にした結果シロアリを呼び込んでしまったので気をつけろという話をしてくれた。
BESSの家はどこで買うかがとっても大事だぜ。余談でした。
杉の焚付、乾燥までに時間がかかりそう
試しに燃やしてみたけどまあ燃えないんだよね。
夏前に玉切りしてしばらく雨ざらしにしておいたものです。

ということでシーズン初期のしばらくはまた木っ端を刻んで焚き付けにするしかなさそうですね。
まあそれはそれで楽しいんですけど。
Fiskarsを使えるから。
↑なんだかんだ持ってる斧の中で一番好きかもしれない
ということで杉の木で焚き付けを作る話でした。
読んでくれてありがとう!またね〜。



































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