さてチェンソーの話をする季節ですね。
前から少し気にしてたんだけど、自宅でエンジン式チェンソー使うのどうなんだろうと思ってた。
うちは田舎で敷地も広いし畑などに囲まれてるような環境だけど周りに隣家が無いわけでは無いしやっぱエンジン式より電動式が良いよね。
ということでマキタの100Vチェンソーをゲットしたのでそのレビューを。
100vチェンソーは2台目だった
以前はこれを使ってたんだよね。
これは枝くらいの太さを切るのに適したチェンソーなんだけど両手で使うので、枝くらいの太さのものだと扱いにくいんだよね。
原木を固定出来ないから。
直径25cmくらいまでの太さにはこれで十分だった。
壊れた
ただこのチェンソー、当時は目立ても上手に出来なかったし電動のチェンソーは休ませながら使うという基本を抑えていなかったので無理させてしまいモーターを焼き付かせてしまった。
ということでしばらく100vチェンソーが不在だったんだよね。
バッテリー式のチェンソー
100vチェンソーが壊れてからはこればっかり使ってた。
親父が使っててこれいいぞといきなり買って送ってくれたものです。
これが非常によく切れるのでこればっかり使ってました。
これ、驚くほどよく切れるんですよね。びっくりします。
マキタのmuc4041
で、100Vのチェンソーを狙ってた。
選択の基準としては
- パワフルであること
- 100v電源であること
- それなりの価格であること
あたり。条件の詳しいところを見ていこう。
パワフルであること
まずはパワー。
現在うちにあるチェンソーで最もパワーのあるものはこれ。
評価があまり高くないようですが、チェンソーに慣れてない方の評価って感じですね。
俺も全然慣れてない方々に分類されるんだろうけど。
壊れないし始動性も良いし、これにオレゴンの刃を付けてバチバチに目立てして使ってるんですけどほんとによく切れます。
目立てはこれをお勧めします。
ということで、ハイガー+バチバチに目立てたオレゴンの刃の組み合わせが最もよく切れるんですけど、それと同程度とは言わないまでも近いパワーの出せる100vチェンソーが求められます。
100v電源であること
自宅外で作業をする際にはエンジン式を使うので充電式である必要はありません。
うちには30mのドラムリールもあるし20mの延長コードからあるので敷地内であれば100v電源に困ることはありません。
また三相200vなどであればよりパワフルなチェンソーを選べるのかもしれないけどうちには自由に使える200v電源は無い。
ということで100v電源であることが選ぶ基準になります。
それなりの価格であること
これには理由があるんだけど、エンジン式と違ってモーター式は焼き付いたら終わりだと思ってるし、前回の100vは焼き付かせてしまってる。
焼き付いてしまうともう修復不可能なんだよね。
さらに100vチェンソーはエンジン式よりもかなり焼き付きやすいと感じてる。
ということは高い買い物をしてもモーターを焼き付かせてしまったら終わり。
それはあまりにも悲しすぎる。
信頼性が高いこと
モーターが焼き付くかどうかは、機械に無理が生じたときに適切に動作が止まることが求められる。
高負荷時にきちんと動作を中断できる仕組みをそなえているかどうか。
このあたりは信頼できるメーカーのものであるかが重要になってくる。
マキタのMUC4041かオレゴンか
という条件を見てみると、マキタのMUC4041かなーって思ってた。
ちなみにオレゴンの100vも良さそう。
迷うけどマキタかな〜って思いながらしばらくレビュー動画とかを見てる日々だった。
ハンズクラフトでMUC4041の中古を発見
そんな折、信頼できる中古工具店のハンズクラフトさんでMUC4041を見つけたんだよね。
10,000円程度だったので迷わずゲット。
その場で店員さんがオイルが出ることも確認してくれたし、ぶん回してくれたしとても安心して購入できた。
ということで我が家にマキタのmuc4041がやってきました。
マキタMUC4041 使い勝手は?
使ってみた感想。
50ccクラスのエンジン式と比べるとパワー不足は否めない
これは仕方ないですね。
ただ体感だけど30ccクラスのチェンソーと比べると同等かちょい上くらいのパワーがあるのではと感じる。
40cm程度の太い玉もしっかりと切れる。
これはモチノキかな。タブノキかな?
負荷をかけずに切れました。
堅木(樫の木)は次回のチャレンジ
この日は30cm超えの広葉樹を10本弱切って終了。
いまいち目立ても十分ではなかったので。
樫の木に少しあててみたんだけど、これはさすがにバチバチに目立てしないと勝てないなという感じだった。
全く刃が立たないという印象ではなかったので、しっかり目立てすればMUC4041でも40cm近くの樫やクヌギもいけそう。
次回やってみます。
音は?
音はそりゃエンジン式と比べると非常に静か。
エンジン式の草刈り機よりもだいぶ静かなので、よほど朝晩の時間でない限り周囲に迷惑をかけることも無い。
コードの取り回しは?
これが少し面倒だよね。
ドラムリールを出してきて、庭用のコンセントから繋いでクルクルとコードを全部出して・・・ってやるのはやっぱり少し面倒くさい。
ただこれとトレードオフで周囲を気にせずいつでも作業できると思えば許容範囲だね。
引き続きレビューします。
いまのところ想像の全体的に範囲内。
使いやすさもパワーも。
今後、
- 目立て後
- 長時間使用
などをレビューしてみます。
ということでマキタのmuc4041のお話でした。またね〜
追記1:目立て後はどうだった?
ニシガキ目立て機+超硬ビットの組み合わせで素人でも簡単に目立てができます。
これと
この組み合わせです。
普通のダイヤモンド砥石でも良いんだけど、ダイヤモンド砥石は減りが早いのとやはり目立て後の切れ味が超硬ビットのほうが良い気がします。
堅木を切る
直径が60cm程度ある樫の根本部分を切ったんだけど、問題なく切れた。
多少チェンソーを押し付けるようにはなったけど、おりゃーって思い切り押し付ける感じではなくスイスイ刃が進んだ。
樫の60cmが切れたので、ハイガーのエンジン式で切れてこのマキタのMUC4041で切れないものは多分無いなと感じました。
ガイドバーの長さによる物理的な切れる切れないは別として。
連続使用について
今のところこれが一番の不安。
エンジン式はガンガン使えるけど電動式はモーターの焼付きが怖いので長時間の連続使用はできないんだよね。
長時間連続と言っても、ずーっと木に当てっぱなしで負荷を掛けるわけではなくて、玉切りを続けてするような使い方。
玉切り1回数十秒を休み休みという感じなんだけどそれでもやっぱり不安。
一度電動チェンソーのモーターを焼き付かせてしまっっているので。
ということでこの連続使用が出来ないという点が大きなデメリットだね。
作業の段取りでいくらか解消できる部分もあるので、これまでのように一気に玉切りを終わらせるのではなく、作業の前半に玉切りをし後半は薪割りをする。それを繰り返す。のような薪仕事が良いのかもしれない。
性格的には一つの工程を一気に終わらせてしまいたい派なんですけどね。仕方ない。
ということでマキタのMUC4041の話でした。
デメリットとも上手に付き合っていこう〜またね〜!
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