最近革製品のお話が多いですね。
革製品をメンテナンスするのは手軽で楽しいからです。
さて今回はカビた革製品を復活させるお話です。
ゴリラ(バイク)に付けていた革小物入れ
あのタンクの上に乗っているやつです。
ゴリラに乗るときはポケットに財布や電話などを入れると落ちてしまうのであの小物入れに入れます。
この革の小物入れ、しばらくメンテナンスせずに軒下に放置されるとどうなるか。
こうなります。
うそでしょきたねえ!汚すぎる!!!
もう一回見てみます。
汚すぎますね。しっかりカビています。どうしてこうなるまで放っておいたのか。
ハンドメイドのアイテムですが、革が厚く面白いデザインなのでなんとか復活させたいところです。
中性洗剤と靴洗い用ブラシでひたすら洗う
普通の台所用洗剤(こういう洗い物用に専用のものを準備しておきましょう。妻に嫌われます。)で洗います。
靴洗い用のブラシとはこういうものです。
それでひたすら洗っていくとこうなります。
洗浄後、2日間乾燥をさせました。もう少し乾燥させても良かったかも。
金具からの錆汁の跡も痛々しい。
かわいそうなくらいカサカサ。
オイルアップとクリーム
革用のオイルとクリームで仕上げていきます。
オイルはこれを使います。
クリームはコロンブスのこれ。好きなのを使えば良いと思います。
そうするとこんな感じになります。
馬具ですね。
思いがけずとても良い仕上がりになりました。
濡らしてからオイルアップするの、良いかもしれない。
細かい部分へのオイルアップは歯ブラシを使う
縫い目など細かい部分にオイルを浸透させるには歯ブラシを使いましょう。
底板を付けてみる
これポーチ的なものなので底板なんかいらないんですけど、カバン自体がへにゃっとなるのが嫌なんですよね。
底板を入れるとカバン自体がパリッとしますので。
アクリル板を入れました。
底鋲も打っておく
完全にデザイン的ものです。
底鋲はアマゾンのこれがオススメです。
安い割に良くできています。ネジ式なので簡単に使えます。
このカバンが立ってなんの意味があるのって感じではありますが。
このカバン、何を入れるの?
電話、財布、小銭、ハンカチ、鍵などそういうものを入れようかと。
ポケットに入れると膨らんでカッコ悪いし。
このポーチ的なもの(こういうカバンなんて呼ぶんだろう)にひとまとめにして持ち歩けば便利そうだね。
カビたカバン、無事に復活できた
良かったね。
革製品はカビたら面倒くさいからカビさせないように日頃からメンテナンスすることが大切だね。
今日はそんな感じ!またね〜。
やっぱり染みやカビの跡は落ちていないんだよね。
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