先日BESS博多さんへお邪魔をしまして、栖ログを見せて頂きました。
その感想だったりの話を。
栖ログとは?
BESSさんところのログハウスのラインナップのひとつだね。
BESSさんでは
- G-LOG
- カントリーログハウス
- 栖ログ
- IMAGO
と4つのログハウスのラインナップがある。
この並び上から順に坪単価が高い(=家っぽい)という感じだと思ってもらうと良さそう。
家っぽいってなんだよって話ではありますが。
それぞれに善し悪しがあるので、どれが良い悪いの話はできない。
間取りなど
少し小さめなんだよね。
一番大きいモデルの“ろくまる”。91平米。
一番小さいモデルの“さんまる”。47平米。
いずれもBESSさんのサイトの情報を借りてます。
まあ、わからないよね。スペックだけ見ても。
BESSさんもスペックだけで判断してほしいと思ってないと思う。
栖ログ、見てみて実際にどうだったか
良かった。
良かったってなんだよって感じではありますけれども。
ただ、栖ログがハマる暮らし方かどうかというのは考えるべきかなと思ったのでそのあたりの話を。
見学したモデル“さんまる”
この日はちょうど大雨でして。
ちなみにBESSの展示場“LOGWAY”では購入者の見学も受け入れてくれています。
ただ、当然だけどこれから買う人向けに展示場は運営されているわけなので、そういった方々がいらっしゃるときは邪魔にならないように(ひとつのおうちに先客がいるときは入らないなど)だったり、そもそも混んでいるときは行くのを止めたりの配慮は十二分に必要だと思います。
うちは基本2組以上お客さんがいたら帰るようにしてます。
BESS北九州さん(≒BESS博多さん)はすごく気前が良いし、購入者にとても良くしてくれるので甘えそうになるけれども、そこはしっかりと我々側で自制しないとなとは思っています。
いつもありがとうございます。しっかり宣伝します。
ということで見学してきました。
栖ログ、良くも悪くも粗い仕上げ
この“粗い”という表現が正しいか微妙ですが。
構造物の作り自体は当たり前ですけど丁寧です。
他のログハウスのモデルと変わりません。
BESS北九州さんはBESSの家を建てるのめちゃうまいのでこのあたりは安心できると思います。
では何が粗いのか。
暮らしへの提案が粗い
粗いというのは雑という意味ではなくて、適切という意味での“適当”という感じ。
大雑把だけど抑えるところ抑えてる良い友達みたいなそんなイメージです。
具体的には間取りであったり、設備の位置や配置など。
俺達は知らず知らずのうちに「トイレはこうあるべき」「キッチンはこうあるべき」「寝る空間はこうあるべき」と様々な刷り込みをされてしまっているんだよね。
もちろんそれは必ずしも悪いことでは無いと思うけれども。
BESSの家はそういった刷り込みを心地よく超えてくる。否定せずに。
こんな感じでも良いんじゃない?的な。大丈夫っしょ!みたいな。わかりません 笑
例えばこの洗面所とトイレが同じ空間にあること。
ひとり暮らし、ふたり暮らしであれば困ることは少ないだろうし、別荘や離れとして使うのであれば4人家族でも別に困ることは無いよね。
空間は限られていて、その中でいかに機能的に快適に暮らすかを良い意味でセオリーにとらわれずに提案してきてくれる。
今回は一番小さい“さんまる”というモデルだったんだけど、他のモデルでも同じ感想を持ったと思う。
余白、遊びへの比重が高い
栖ログについて感じたのは余白や遊びに対する比重が高いなということ。
これはBESSの家全般に言えることだけど、栖ログは特にそう感じたかな。
限られた空間をせせこましく使うのではなく、「狭いけどこれは必要でしょ?こういう空間」って感じで遊びを入れてくる。
特に栖ログで顕著なのはこの屋根裏の空間。
何にでも使えるこの空間に敢えて役割を持たせていないところがBESSっぽいなと思った。
他と比較するのは良くないけど、こういう空間って物干しスペースや収納だったりとして提案されることが多いと思うんだよね。他のハウスメーカーだったら。
けどBESSは違う。
カーペットが敷いてあってクッションとなんかが入った箱が置いてあるだけ。
もともと狭いこの栖ログにおいてこの屋根裏の空間はかなり広いスペースなんだけれども、それでも何の役割も与えていないんだよね。
面白いよね。遊びとか余白に対してのこだわりというか主張が強い 笑
正しい表現かわからないけれども、「武士は食わねど高楊枝」?
全然違いますね。
けどこの空間からプライドというかアイデンティティみたいなものを感じるのは確かだね。
そういう確固とした“大切にしているもの”があるハウスメーカーってのは俺は好きかな。
栖ログ、どういう人に向いてそう?
まずだけど、機能やスペックで家を選びたいという人には向いていないと思う。
これは栖ログだけではなくてBESSの家全般に言えることではあるけれども。
あとは栖ログに住みたい!から決めると良くなさそう。
この家はやっぱ外とのつながりが他の家に比べて強いので、まずはどこに住むかを決めてそのロケーションを栖ログで楽しめそうかを考える必要があるなと感じた。
栖ログ、家族で暮らせるの?
正直今回見学した“さんまる”のモデルでは3人家族は難しいかもしれない。
難しいかも知れないけれども無理かどうかは知らない。人それぞれだから。
これより少し大きい“よんまる”だったら3人家族全然いけると思う。
というか4人家族でもいけるのではという思い。
壁だの仕切りだのは後から自分で作れば良いんだから。
収納が必要ならヤフオクでトラックコンテナ買ってきて庭に置いてそこにしまっておけば良いし。
結局はどういう暮らしがしたいか次第
いつも同じ結論ですけれども 笑
家は道具。道具は何をしたいかが無ければどんなに良い道具でも活きない。
家に言い換えたら暮らし。
どういう暮らしがしたいかが明確でないとどういう家に住みたいかは決められない。
言い方良くないかもだけど、どういう暮らしをしたいかが明確でないと家にスペックや機能など一般的に「良い」とされるものばかりを求めがち。
それが良い悪いではないんだけどね。
栖ログは暮らし方を選ぶ家だから、自分のしたい暮らしにマッチするなら栖ログ最高だと思う。
俺はこの栖ログ、実家の親父がみかん山(林田ドットワークの実家はみかん農家です)に建てれば良いのにって思ったよ。
いやーどうだろう。IMAGOのほうが良いのかな。わかんないや 笑
玄関先の軒に雨樋無いので雨だれが見えるのとてもかわいい。
しかし栖ログかっこいいな。
友達数人で山買ってこれ一個建てるなどしたら最高に楽しそう。
今日はそんな感じ!またね〜ばいび〜。
※BESSさんのサイトから画像だったり様々借りてます。気になった方はサイト見てみてね。
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