薪を作ってるとどうしても規格外の薪棚に積みにくい薪が出てくる。
薪って呼んでるんだけど昔は薪にしようと思わずに処分していたこともあった。
けどこの規格外のコロ薪、きちんと乾燥をさせれば火持ちが良くて良い薪として使えるなというお話
どうしても出てしまう規格外のコロ薪
うちは薪を45cm誤差2cm程度で薪を作るんだけど、当然自然の木は45cmの倍数になっていることは無いので例えば120cm程度に分割された原木を切っていくと45cm、45cm、30cmの3つに分かれることになる。
この30cmの部分、薪棚に積むと厄介(空間が空いたり上に積むものが傾斜したり)なので横に避けておいてコロ薪にする。
こういう薪たち。
ゴロンとしている。
その他にも、又の部分、コブがひどくて割れない部分など燃やせば薪として使えるんだけど所謂棒状の薪とならないものたちがコロ薪、規格外薪となっていくんだよね。
曲がってて割るのが大変な太い枝などもここに分類されていく。
薪棚が拡張したので、コロ薪を保管していた
薪棚を拡張したついでにコロ薪を保管できるスペースを確保しておいたので、そこに保管しておいた。
1年半くらいかな。
コロ薪のデメリット
デメリットというか、希望してそうなったわけではないコロ薪たちに対して「デメリット」ってラベルつけるのもかわいそうなんだけど、やっぱりどうしても保管にスペースをとるんだよね。
1㎥程度積んでおいても多分1週間は持たない。積み上げることも出来ず、取り出すことを考えると奥行きも出せないので本当に保管に頭を使う。
今でもコロ薪の良い保管方法すごい考えてる。
メッシュパレットに保管をされてる方多いようだけど、積み上げるにはリフトが必要だし錆びるし、などを考えるとブロックを敷いてワイヤーメッシュで囲うとかが効率的かなとかいろいろ考えるけどまだ実行に移せてない。
暖かく火持ちが良い
もちろんしっかり乾燥をさせていることが前提だけどね。
今日は2023年の1/24。記録的な寒波に見舞われていて一日中コロ薪を焚いてた。
とても暖かかった。
なぜコロ薪が暖かいのかということを考えると、短いので乾燥が早く進む、節や又が他の部分に比べて比重が高い、といったところが思いつく理由なんだけどどれも想像であって根拠は無い。
ただ事実として暖かいし火持ちが良いということを実感してる。
コロ薪で焚くと普段見えない木口が見えたりして面白いね。
薪、美しく綺麗でなくても良い。大切な燃料
コロ薪を保管するのが面倒で処分される方もいるし、コロ薪とは話が変わるけど汚れて室内に入れたくない薪を汚薪と呼ぶ方もいる。
薪との付き合い方、何を否定するつもりもないし人それぞれで良いと思う。
うちは森も林も所有していないし、薪の原料となる原木は頂きものばかり。譲ってくれた方への感謝もだけど、長い年月を生きて最後に薪となり我が家を暖めてくれる木々には敬意を以って接したいなと思うんだよね。
なのでうちにやってきた原木は可能な限り利用させて頂くというスタイルでやらせてもらってます。木々、木々を譲ってくれる皆様、いつもありがとうございます。
薪との暮らし。
本当に楽しい。
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