はじめまして。
この記事を読むと収益化ブログとはなにか、アフィリエイトブログとの違いや、メリット、デメリットを知ることができます。
この記事は、マイナビニュースや、男の隠れ家デジタルで収益化ブログの記事を執筆をしている林田が書いています。
マイナビニュースさんでの記事一覧
男の隠れ家さんでの記事一覧
この記事では、一般的に定義、周知されている事柄と私が提唱する内容とが混在しますが、できるだけ一般的な考え方なのか、私がが考えていることなのかの違いがわかるように書いていきます。
収益化ブログとは
収益化ブログとは、収益の発生を目的としたブログです。
収益化ブログとそうでないブログでは以下の点で異なります。
収益化ブログの特徴
収益化ブログ
収益が発生することを目的とします。誰のどういう課題を解決するのかであったり、発信される情報がもたらす価値が明確であることが特徴です。
一般的なブログの特徴
一般的なブログ
自身が振り返るための情報が中心となります。『今日仕事でこんなことがあって疲れたな。明日も頑張ろ』『今日誰々と遊んだ。楽しかった』といった自身の発散が目的であることが特徴です。
収益化ブログは、その記事を読んだ読者の課題を解決したり、解決をするヒントを提供したり、新しい気付きやアイデアが提供されることが前提です。
アフィリエイトブログとの違いは?
後半で収益化のパターンについて説明をしますが、収益化ブログとはアフィリエイト以外の収益化の方法でも収益化をしている、収益化を目指しているブログを指します。
収益化ブログ
収益化ブログ
アフィリエイト広告に限らず様々な方法で収益を発生させることを前提に運営されるブログです。
アフィリエイトブログ
基本的にアフィリエイトで紹介できる広告に特化をしたブログです。
収益化ブログ 記事のイメージ
収益化ブログでは誰かの課題や疑問の解決など、読者に明確なベネフィットを持ち帰ってもらうことが前提となりますから、作り方、取り組んだ結果、始め方、問題の解決の仕方といった記事になることが多いです。
また上記に関連して、なぜ取り組もうと思ったか、なぜそのトライをやってみたのかといったような背景情報も重宝されます。

この誰かの課題を解決する情報を発信するというのが、収益化ブログのベースであり最も重要なポイントになります。
収益化ブログの収益化パターン
収益化ブログで収益を上げる方法はいくつかあります。ここでは収益を上げるための基本的な手法について挙げます。
具体的な収益化パターン5つ
- Googleアドセンス
- Amazonアソシエイト
- アフィリエイト
- オリジナル商品
- その他
それぞれ詳しく見ていきましょう。
収益化パターン Googleアドセンス
Googleアドセンスとは、ブログに貼ることができる広告です。

Googleアドセンス広告の特徴
Googleアドセンス広告にはいくつか特徴があります。
- 自分で掲載する広告を選ぶことはできません。(掲載したくない広告をブロックすることはできます。)
- 訪れた読者の趣味嗜好に応じた広告が掲載されます。
- 広告の表示回数、クリック数に応じて報酬が発生します。
- 表示やクリックに応じた報酬額は掲載された広告により変化します。
- Googleアドセンス広告を掲載するためには、Googleの審査に合格をする必要があります。
- 掲載箇所などは自分で設定をすることができます。
Googleアドセンス広告は広告から発生する単価の違いはありますが、PV(ページビュー数≒記事が読まれた回数)に応じて増減しますから、ブログをきちんと継続をすることができればしっかりと収益額は成長していきます。
収益化パターン Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトは意図的に指定した商品を紹介する広告です。例えば記事中で使っている商品やアイテムを広告する場合に活用できます。

Amazonアソシエイト広告の特徴
Amazonアソシエイト広告の特徴は以下です。
- 商品を自分で選んで広告を設置することができます。
- 広告はテキストリンク、画像リンク、テキストと画像の組み合わせなど複数のパターンから選ぶことができます。
- 効率的に収益を上げることができ、且つ読者に有益な広告となるために自身で広告の設置方法を工夫する必要があります。
- Amazonアソシエイト広告から発生する収益は商品毎に決まっています。なのでどのブログでもどの読者からクリックされても一定です。
- Amazonアソシエイト広告はほぼ誰でも貼ることができますが、収益を受け取るためには一定期間のうちに指定の件数以上売り上げるといったハードルがあります。
- Amazonアソシエイト広告は商品売上の◯◯%と設定されていることが多いので、紹介から購入された商品が高額であるほど報酬が高くなります。このマージンは商品、商品カテゴリにより設定されています。
Amazonアソシエイトは趣味の収益化ブログと親和性が高いと私は考えます。
Amazonでのお買い物は実際に手にとって商品を吟味したり見比べたりすることができませんから、使い勝手やレビューを伴う記事での紹介は読者にとっても非常に有益なものになります。
収益性についてはGoogleアドセンスに劣りますが、記事内容に関連した広告を掲載できますので読者にとってもベネフィットがあり、広告自体も有益なコンテンツになり得ると私は考えます。
収益化パターン アフィリエイト
アフィリエイトとは、ASPと呼ばれるアフィリエイト仲介プラットフォーム(アフィリエイトサービス・プロバイダ≒アプリケーションサービス・プロバイダ)を介して商品紹介をする広告です。

アフィリエイト広告はブログなどの紹介経由でコンバージョンが発生したときに報酬が発生します。『コンバージョン』について説明します。
アフィリエイトにおけるコンバージョンとは
アフィリエイト広告におけるコンバージョンとは、そのアフィリエイト広告の出稿主がアフィリエイト報酬が発生する成果地点として設定をしているアクションとなります。
一例としては、そのアフィリエイト広告からの
- 商品購入
- サービス利用
- 資料請求
- アプリダウンロード
- WEBサービスへの会員登録(転職サイトなど)
などが成果地点として設定されます。
これらの広告主が期待し報酬が設定されているアクションをコンバージョンと呼びます。
アフィリエイト広告の特徴
アフィリエイト広告の特徴は以下です。
- 広告は自分で選んで掲載することができます。
- 広告をクリックされ、コンバージョンが発生した際に報酬を受け取る権利が発生します。
- 報酬額は1コンバージョンあたり数百円から数万円と幅があり、報酬額が高いほどコンバージョンのハードルが高くなる傾向にあります。
- コンバーションが発生しても広告主が成果として承認しなければ報酬を受け取ることができません。この承認率は広告主、案件により異なります。
- 複数存在するアフィリエイトASPにより扱っている広告が異なるので、自身で紹介しやすい広告を探す必要があります。
- ASPで公開をされていないクローズドな広告も存在します。
アフィリエイト広告はブログで毎月数万、数十万という収益を上げるには避けては通れない道だと私は考えます。
報酬の高さだけではなく、自分が紹介しやすい広告であるか、自分の読者にとって有益な広告であるかなどを考えて広告を掲載する必要があります。
アフィリエイト広告はAmazonアソシエイトなどで紹介できる商品数に比べて紹介できる広告の数が絶対的に少ないので、どうしてもアフィリエイト広告のための記事になりがちです。
そのことが悪いことかというとそうではありませんが、どうしてもアフィリエイト広告のための記事だけを執筆し続けることは難しく、結果としてブログが続かないということに陥りがちです。
アフィリエイトは高い報酬の広告案件も多く魅力的ですが、自分に合った広告を選び、適切な紹介を心がける必要があります。
収益化パターン オリジナル商品
収益化ブログで、何を宣伝し何を販売するかは自由です。
もちろん法を破ったり著しく倫理観に欠ける広告や販売はいけませんが、誰かを傷つけたり、欺いたり、社会を混乱させるものでなければ、ブログで何を販売しても自由です。
私は現在自身のブログでオリジナル商品は販売していないのですが、私が知る限りでは例えば自身が開発した井戸掘りセット一式を販売しているケースなどを見たことがあります。
また、ブログの成功パターンなどを販売されれている方もいます。
オリジナル商品の特徴
オリジナル商品の特徴は以下です。
- 自身で商品を開発し販売するわけですから、高い利益性が期待できます。
- オリジナル商品を開発するコストがかかります。また、電子コンテンツであれば在庫の心配はありませんが、リアルアイテムの場合は在庫管理が必要となります。
- 販売する経路を整える必要があります。どのようにお客さんに届けてどのように費用を回収するかの仕組みを整備する必要があります。
- 当然ですが自由に価格を設定することができます。
私自身、様々なアフィリエイター、ブロガーさんとお話をしてきましたがこのオリジナル商品の販売は、うまく仕組み化ができ軌道に乗ればアフィリエイトでの成功よりも大きな成功を目指すことができると考えます。
反面、リスクも伴います。
Amazonアソシエイト、グーグルアドセンス、アフィリエイトなどは広告主がいて自身は紹介者という立場でしたが、オリジナル商品を販売する場合には自身が『販売主』となりますから、もし万が一販売した商品でお客さんが損害や不利益を被った場合には訴訟に発展する可能性も考えられます。
オリジナル商品の販売を進める際には法律の専門家や、オリジナル商品を販売したことがある先駆者に相談をしながらすすめるべきでしょう。
収益化パターン その他
その他は何も書くことが無さそうなのですが、実はこのその他こそ収益化ブログの無限の可能性を秘めていると考えます。
ここではこれまで挙げた収益化パターンに当てはまらないブログの収益化について考えてみます。
ブログの販売
ブログは販売することができます。
ある程度の記事を執筆しある程度安定した流入があればそのブログには買い手がつきますので、その販売収益を受け取ることができます。
ブログの販売にはラッコマーケットさんを始めとしたブログ売買のプラットフォームがありますのでそういったプラットフォームを利用してみるのも良いでしょう。

寄稿
私は寄稿することででお金をもらってないのですが、ブログが軌道に乗り始めたらその実績を持って大手メディアで記事を書くことができるでしょう。
いわゆる執筆者としての顔出しをしないタイプのライティング業務とはことなり、専門家として記事を執筆するので、通常のライティングでの報酬よりも高い報酬を受け取れる可能性があります。
企業への協力
収益化ブログでその分野での専門家として振る舞っていれば、その知見や経験、抱えているフォロワーや権威性に期待をして企業から協力依頼の声掛けがある場合があります。
協力の仕方は様々ありますが、オウンドメディアへの記事執筆であったり、セミナーへの登壇、イベントへの参加など様々なパターンがあるでしょう。
私も実際に広告主という立場でブログで有名な方へお声掛けをしお仕事をお願いしたことが度々あります。
その他にも様々なパターン
ブログ教室を開く、商品開発への協力など上記で挙げた収益化の方法以外にも、収益化ブログを続けることで期待ができる収益化パターンは多岐にわたります。
収益化ブログの注意点
収益化ブログで注意すべきことは様々あります。
抽象的な概念になりますが収益化ブログで気をつけるべき内容は大きく分けると以下の3点になると思います。
- 誰かを傷つける内容でないこと
- 誰かを欺く内容でないこと
- 社会を混乱させる内容でないこと
自分の書いた記事がいろんな立場のいろんな状況の人達、それこそ全世界へ向けて発信される情報であることと真摯に向き合う必要があります。
特に『誰かを欺く内容でないこと』については注意が必要です。
広告は広告であるとわかるように記載をすること、記事中で説明している内容と紹介先の情報が著しく異なるものでは無いこと、過度な表現で読者を誘導するようなタイトルや内容でないことなど、ブログを成長させたい、収益を増やしたいと思うがあまり、この『誰かを欺く内容でないこと』は蔑ろにされがちです。
収益化ブログを運営する際には、これらの点は慎重すぎるほどに慎重に気をつけましょう。
まとめ。
今回は収益化ブログについて紹介をしました。今後収益化ブログの始め方や記事の書き方など様々な情報を発信していきます。
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